【海外発!Breaking News】14年ともにした愛犬が死に 傷心で休暇申請した女性が解雇される(英)
TechinsightJapan / 2019年8月19日 21時0分
ペットを飼っている人にとって彼らは大事な家族の一員とも言える。それが幼い頃から一緒に過ごしてきたのであれば、親きょうだいと変わらないほどの存在に感じることだろう。このほどスコットランドで、愛犬が亡くなった日に大変な悲しみに襲われ、職場に休暇申請をした女性が解雇されてしまった。『Metro』『Mirror』『BBC News』などが伝えている。
英スコットランドのグラスゴーに住むエマ・マクナルティさん(Emma McNulty、18)は、4歳の時からヨークシャテリアの“ミリー”と過ごしてきた。しかしそのミリーが、今月10日に亡くなってしまったのだ。
幼い頃から14年間も一緒にいたミリーはエマさんにとって、実のきょうだいと同じくらい大切な存在だったのだろう。彼女の悲しみはまるで家族の一員を亡くしたと言っても過言ではないほど大きいものであった。その日は午後3時から近所のファストフード店で仕事が入っていたが、とても出勤できる状態ではなかった。
エマさんは朝の10時頃、愛犬が亡くなった傷心ゆえその日は休ませてほしいと上司にメールで願い出た。返って来た返事は「代わりに出勤できる人を探すか、さもなくば解雇になる」というものであった。その時のことをエマさんは、このように振り返っている。
「上司に連絡した後、お悔やみの言葉の代わりに、雇用契約通りにシフトを全うし休むなら代わりの人を探すか、できなければ解雇だと言われました。結局私はその日、仕事に行けず解雇されてしまったのです。私は大事な家族を亡くした日に仕事も失ってしまいました。」
エマさんはその日、自分の代わりに出勤できる人を探すことができず、そのまま仕事を休んだことで解雇されてしまった。その後はひどく気落ちし、体調を崩してしまったという。
ペットも家族と考えるエマさんは、ペットの死別に対しても慶弔休暇が与えられないことに疑問を持ったようだ。そして彼女はオンライン署名サイト『change.org』で、企業がペットの死別に対して従業員に休暇を与える制度を取り入れてもらえるように署名を呼びかけた。
そして署名をした人の中には、エマさんの気持ちに寄り添うコメントが寄せられた。
「犬を弔う気持ちを持つ時間を得ることは許されるべきだわ。」
「私も同じ状況で、犬が亡くなったことを会社に伝えたら『たかが犬でしょ』といった反応だった。」
「昨年、私の子供(犬)達が同時期に亡くなった時に仕事を休みました。犬達は自分の子供と同じです。今でも悲しくて涙がでます。」
-
- 1
- 2
この記事に関連するニュース
-
「嫌な予感」で眠れず当日欠勤した女性 不在の職場で惨事が発生
Sirabee / 2024年4月26日 6時0分
-
怖がりで、かみつくワンコを子どもたちと一緒に育てたら…… 愛情を注ぎ“兄弟のひとり”となった愛犬の笑顔にグッとくる
ねとらぼ / 2024年4月19日 21時30分
-
ごはん大好きな愛猫が、ある日突然食べなくなり…… 超貪欲猫ちゃんとの笑顔こぼれる思い出にグッとくる
ねとらぼ / 2024年4月5日 21時35分
-
【コラム】家族たるオウムか、他人の母親か・韓国
Global News Asia / 2024年3月31日 17時0分
-
【海外発!Breaking News】飼い主の死期を悟った犬たち ホスピスの看護師が明かしたその行動が涙を誘う(米)<動画あり>
TechinsightJapan / 2024年3月27日 20時55分
ランキング
-
1真榊奉納を「断固非難」=ロシア
時事通信 / 2024年4月25日 21時22分
-
2新防衛戦略の策定提案へ=「欧州、属国集団にあらず」―仏大統領
時事通信 / 2024年4月25日 22時43分
-
3エレベーターが20階から落下、1人死亡=当局「品質には問題なし」―中国
Record China / 2024年4月25日 23時0分
-
4米国、ニジェールから軍撤退を表明(ニジェール、米国、ロシア、中国)
ジェトロ・ビジネス短信 / 2024年4月26日 1時50分
-
5米軍がニジェールから撤収へ アフリカの過激派監視拠点 ロシアは軍事顧問派遣、強まる影響力
産経ニュース / 2024年4月25日 17時18分
複数ページをまたぐ記事です
記事の最終ページでミッション達成してください