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岐阜大学とインド工科大学グワハティ校、覚書を締結(インド、日本)

ジェトロ・ビジネス短信 / 2024年3月14日 1時20分

岐阜大学とインド工科大学グワハティ校(IITG)は3月3~5日、ジョイント・ディグリープログラム(国際連携専攻)の記念シンポジウムをインド北東部アッサム州のグワハティで開催した。IITGで研究・開発部長を務めるビマル・カティヤル教授は開会に当たり、今回のシンポジウムの趣旨として「インド北東部の発展に向け、IITGが技術支援を行いつつ、日本とインド北東部の各産業界が交流する場を提供したい」とあいさつした。

シンポジウム開会式では、岐阜大学の吉田和弘学長とIITGのラジーブ・アフジャ学長が、両大学が連携するジョイント・ディグリープログラムの継続実施などに関する覚書(MoU)に署名した。また、会期中は両校の研究者がそれぞれの研究成果を発表したほか、日本やインド北東部の企業が自社の取り組みなどを紹介し、産学連携に向けた議論も交わした。

写真 岐阜大学の吉田学長(右)とIITGのアフジャ学長による覚書署名式(ジェトロ撮影)

岐阜大学の吉田学長(右)とIITGのアフジャ学長による覚書署名式(ジェトロ撮影)

岐阜大学は2010年に初めてIITGと交流を行って以降、連合農学研究科と工学部がそれぞれIITGと学術交流協定を締結。2019年には自然科学技術研究科など3分野の修士・博士課程でIITGとのジョイント・ディグリープログラムを開設した。また、学部生などを対象としたIITGへの短期派遣プログラム「スプリングスクール」も実施するなど、IITGと定期的な人的交流を行っている。今回のシンポジウムには、スプリングスクールに参加する岐阜大学の学部生10人も出席した。

IITGは、インド国内に23校あるインド工科大学(IIT)の中で6番目の研究機関として、1994年に設立された。IITGが立地する北東部アッサム州は、労働人口の約17%が紅茶関連の産業に従事しているとされ、同州の輸出は4割が紅茶だ。IITGは岐阜大学とともに、インド北東部で広く生殖する竹などのバイオマス資源を生かした産業開発にも積極的に取り組んでいる。

(サンディープ・シン、広木拓)

(インド、日本)

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