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LRT導入にイベント会場… リニア中央新幹線の開通見据え 相模原のまちづくりに新たな提案

カナロコ by 神奈川新聞 / 2025年1月11日 5時20分

リニア中央新幹線の「LO系」改良型試験車=山梨県都留市の山梨実験センター(資料写真)

 相模原商工会議所の不動産業部会まちづくり分科会は、相模原市のまちづくりに関する提言書をまとめた。リニア中央新幹線の開通などを見据えて新設した分科会で1年余り議論してきたまちづくりの構想や推進策を提示。商議所ホームページで公開している。

 8日に市役所で本村賢太郎市長に手渡した部会長の唐橋和男・サーティーフォー社長は「民間である経済人のわれわれがどういう街がいいかを議論した。今日明日にできるものではないが、夢のあることも盛り込んだ」と説明。提言書では市の南北を結ぶ次世代型路面電車(LRT)導入のほか、相模原、橋本の両駅間の地下歩行空間と商店街整備、相模原駅前の米陸軍相模総合補給廠(しょう)一部返還地をイベント会場などとして暫定利用することなどを示した。

 リニア関連では、新駅が設置される橋本駅南口にバスターミナルやエネルギー供給施設を整備することなどを提案。昨年12月に緑区鳥屋地域で着工した車両基地絡みでは雇用創出につながる車両整備機能や回送線旅客化を求めた。

 本村市長は「加山俊夫前市長時代は比較的夢のある話が多かったが、私になってから行財政構造改革などで現実的な話になり、夢がしぼんでしまっている部分もある」とし「民間の知恵や発想を勉強させてもらい、意見交換しながら(まちづくりに)取り組んでいきたい」と応じていた。

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