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総工費4億円の美術館みたいなトイレ!? VIPルームでしか味わえない「近未来」的機能も 愛知・刈谷PAに誕生

くるまのニュース / 2022年5月7日 18時10分

愛知・刈谷ハイウェイオアシスの“豪華過ぎる”トイレが、この春リニューアル。どのように生まれ変わったのでしょうか。

■まるでローマの「コロッセオ!?」 リニューアルした“豪華過ぎる”トイレとは

 高速道路の各所に位置するサービスエリア(SA)やパーキングエリア(PA)は、食事や買い物などを楽しむ施設として人気を集めています。
 
 なかでも愛知県刈谷市に位置する伊勢湾岸道の「刈谷ハイウェイオアシス」は、観覧車を備える遊園地や温泉施設、産直市場など道路の休憩施設としてこれまでにない斬新な施設として人気です。
 
 そんな刈谷ハイウェイオアシスのトイレが、この春リニューアル。どのように生まれ変わったのでしょうか。

 刈谷ハイウェイオアシスのトイレは、2022年4月9日にリニューアルオープンしました。

 外観は、ローマのコロッセオを彷彿とさせるアーチ状の庇(ひさし)とガラス張りに。内装 は美術館をイメージにデザインされ、男性用・女性用ともにカーペット敷の床や落ち着いた色調の壁面となっています。

 女性用トイレの中央にはトレビの泉のような噴水があり、それを取り囲むように個室が配置されています。

 男性用・女性用合わせて48ある個室は、それぞれに「トレミーの48星座」の物語が散りばめられており、星座をイメージした壁紙が使用されています。

 さらにそのうち、男性用の2か所と女性用の3か所が「VIPルーム」としてデザインされており、個室の大きさだけでなく形状やデザイン面も独創的となっています。

 機能面には「空中浮遊トイレリモコン」が備わっており、「ビデ」や「水勢」などのボタンが、従来のように物理的に存在するのではなく、ホログラムのように浮かんでい ます。

 このように、リニューアルされたトイレにはさまざまな仕掛けが施されています。

 刈谷ハイウェイオアシスのトイレといえば、2004年のオープン当初から「デラックストイレ」と名付けられており、床には赤い高級なカーペットが敷かれていたり、中央スペースには座り心地の良いソファが設置されるなど、まるで高級ホテルのラウンジを彷彿とさせる豪華なトイレとして、注目を集めていました。

 ではなぜ今回リニューアルをおこなったのでしょうか。これついて刈谷ハイウェイオアシスの担当者は以下のように話します。

「2004年オープン当時、まだまだ高速道路のトイレには汚いというイメージがあったので、刈谷PAではデラックストイレを目的に利用するお客さまも多く、名物施設となりました。

 しかし、ここ最近はきれいなトイレが当たり前の時代に。

 このため、オープンして17年が経とうとしているタイミングで、今までにないデザイン設計で再度一番 を目指し、デザイン面だけでなく機能面も時代に合った使いやすいトイレにリニューアルすることとなりました」

 今回のリニューアルで重視した ポイントについて、前出の担当者は以下のように話します。

「48星座が散りばめられている個室は、星座と壁紙の関連性を考えたり、自撮りにぴったりな壁紙の個室でSNSにアップしたりなど、利用するたびに新しい発見や楽しみ方ができるトイレとなっています。

 また、男性でもオムツ替えコーナーを使えるようになったりと、時代の変化に対応し、お客さまの意見を反映した設計となっています」

 総工費はおよそ4億円とのこと。古代ローマを味わいに訪れてみても良いかもしれません。

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