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800馬力“V10”搭載の「速すぎミニバン」実車公開!? 車内にエンジンむき出し&ド迫力エアロ採用! もはや“ファミリーカー”じゃない「エスパス」とは

くるまのニュース / 2024年3月15日 19時10分

ジュネーブモーターショー2024では、「クラシックギャラリー」というコーナーが設けられ、歴史を紡いだ40台のクルマが実車展示されていました。これらのクルマの中には、1995年に発表されたルノー「エスパスF1」もありました。どのようなモデルなのでしょうか。

■800馬力のV10搭載!? 伝説の速すぎ「ミニバン」とは?

 2024年2月26日から2024年3月3日までスイスで開催されたジュネーブモーターショー2024では、「クラシックギャラリー」というコーナーが設けられ、歴史を紡いだ40台のクルマが実車展示されました。

 これらのクルマの中には、現在の車にも影響を与えた前衛的なクルマたちの内の1台として、ルノー「エスパスF1」の姿もありました。

 エスパスは、1984年にルノーから発売されたミニバン。スチール製シャシに樹脂製パネル外装を使用した画期的なモデルでした。

 1991年には、初代のコンセプトを継承しつつより洗練されたデザインとなった2代目が登場しています。

 そんななか、2代目エスパスをベースに1995年に登場したのが、エスパスF1。エスパス10周年を記念して作られたモデルです。

 最大の特徴は、F1レーシングチームであるウイリアムズ・ルノーが1993年のシーズンで使用した、最高出力800馬力・最大トルク520lb ftの3.5リッターV型10気筒エンジンをミッドに搭載していること。6速セミATと組み合わせており、もはやF1マシンそのものとも言える仕上がりです。

 カーボンファイバー製パーツをふんだんに使った軽量なボディによって、0-100km/hは2.8秒、最高速度は310km/h以上と、ミニバンのボディからは想像できない走行性能を誇ります。

 こうした“超”高性能化に対応するため、ワイドボディ化や極端なローダウン、巨大ウィングの装備などで通常のエスパスとはかけ離れたデザインに。一方モノフォルム形状はそのままなので、“ミニバン”としての面影は残しています。

 インテリアでは、2列目の中央にエンジンがむき出しの状態で搭載されており、車内の静粛性はまるで担保されていない状態です。

 このため、車内では4つのバケットシートが離れた状態で設置され、かろうじて4人乗り仕様となっているものの、ロールケージなども設置され、“家族が乗る”とは言えない状況になっています。

 エスパスF1は、あくまでワンオフモデルで、もちろん市販化はされていません。しかし、インパクトの強すぎる“極速ミニバン”として、今でも度々話題に登るクルマです。

 そんなクルマを登場させたルノーは、今回のジュネーブモーターショー2024で新型「5(サンク) E-TECH エレクトリック」を初公開。伝説的名車である5(サンク)の復活だけに多くの注目を集めています。

 同車は日本でも展開される可能性があるとのこと、今後の展開に注目です。

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