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マツダが新型「軽バン」を発表! MTや「ターボ+4WD」もラインナップ! LSD採用で“悪路”に強い「新型スクラム」登場

くるまのニュース / 2024年3月26日 6時10分

2024年3月25日、マツダが「スクラム」の改良を発表しました。どのような進化を遂げたのでしょうか。

■マツダが新型「軽バン」を発表!

 マツダは2024年3月25日、一部改良をおこなった軽商用車「新型スクラムバン」と軽乗用車「新型スクラムワゴン」を販売開始したと発表しました。

 スクラムシリーズは「ポーターキャブ」を前身とするマツダの軽商用車で、初代モデルは1989年に登場。

 今回の一部改良では、走行性能とともに燃費性能を向上させたほか、快適性にくわえて安全性も高められているといいます。

 全車にCVTのトランスミッションを用意し、従来より静粛性を向上させつつ低燃費も実現。(スクラムバンの「PA」グレードを除く)

 同時にCVT搭載機種には「ブレーキLSDトラクションコントロール」機能を搭載したことで、“ぬかるみ”などからの脱出を力強くアシストできるようになりました。

 さらに、すべての四輪駆動モデルに新しい電子制御式のパートタイム4WDを設定し、使用状況や路面状況に応じて「2WD」「4WD AUTO」「4WD LOCK」の3つの走行モードが選択可能となっています。(スクラムバンの「PC」「BUSTER」グレードを除く)

 そのほかスクラムバンの「PC」「BUSTER」グレードには、運転席シートヒーターや助手席シートバックテーブルを新設定。

 LEDヘッドランプも採用し快適性を向上させるとともに、夜間や暗所における視界をより確保することで、明るく安全な運転環境を実現しました。

 また今回の改良によって、スクラムワゴンは本革巻ステアリングホイール、LEDヘッドランプ、オート格納機能付きLEDサイドターンランプ、助手席シートバックテーブルが全車標準装備となっています。

 ボディカラーは、スクラムバンの「BUSTER」グレードに「モスグレーメタリック」「パールホワイト」の2色を新たにラインナップ。

 スクラムワゴンには新色の「デニムブルーメタリック」とともに「モスグレーメタリック」が採用されました。

※ ※ ※

 新型スクラムバンは658cc自然吸気エンジンを搭載し、5速MTか4速ATおよびCVTの組み合わせから選択可能。

 新型スクラムワゴンは658ccターボエンジンにCVTのみの組み合わせになります。

 車両価格(消費税込)は、新型スクラムバンが114万9500円から171万500円、新型スクラムワゴンが186万7800円から209万5500円となっています。

 また、スクラムシリーズはスズキ「エブリイ」シリーズのOEMモデルです。

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