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「最も多い」&「最も反則金が高い」交通違反って何? “スピード違反”抑えて「めちゃ捕まってる違反」は!? 反則金3万円超えの違反にも注目

くるまのニュース / 2024年4月26日 14時10分

交通違反の中で最も検挙件数の多い交通違反には何が挙げられるのでしょうか。また、最も反則金が高い交通違反は何なのでしょうか。

■「めちゃ捕まってる違反」とは?

 季節は春となり、新学期が始まったり職場が新しく変わったりなど、環境が変わったという人もいるでしょう。

 慣れない環境でクルマを運転する際は、交通違反をしないためにも十分な注意が必要です。では2023年に検挙数が最も多かった交通違反には何が挙げられるのでしょうか。今回は、最も多かった違反トップ3を見ていきます。

 警察庁の資料によると、2023年の交通違反の検挙総数は 547万6654件。そのなかで最も多かった交通違反は「一時不停止」で、126万7094件でした。

 一時停止は、赤信号が点滅している交差点のほか、信号がない場面でも標識で示されている場合や、歩行者が横断歩道を横断しようとしている時なども、必ず一時停止をしなければなりません。
 なお近年は、この信号のない交差点での取り締まりも強化されているようです。

 また、路面標示に四角いダイヤのマークが描かれてあった場合は近くに横断歩道があることを示しており、横断歩道の手前で停止できる速度で走行する必要があります。

 一時不停止は、2022年の146万6131件と比べると件数は減少傾向にあるものの、まだまだ少ないと言える数値ではありません。ドライバーは、改めて一時停止を怠らないように気をつけましょう。

 続いて、一時不停止の次に多かったのは「最高速度違反」、いわゆるスピード違反で 88万8500件。

 超過速度別の内訳に見ると、「速度50以上」が1万2508件、「速度50未満」が12万2218件、「速度30未満」18万3204件、「速度25未満」が29万2723件、「速度20未満」が27万7769件、「速度15未満」が78件でした。

 そして3番目に多かったのは「放置違反金納付命令件数」で、64万6973件となりました。

 駐車違反をすると、クルマに「放置車両確認標章」と呼ばれるいわゆる黄色いステッカーが貼りつけられます。その場合、ドライバーは警察署などに出頭して反則金を納めなければなりません。

 放置違反金納付命令は、上記の反則金の納付が認められない場合に、車両の使用者に対し放置違反金の納付を命じるといったものに該当します。

 駐車が禁止されている場所に駐車することはもちろん避けるべきですが、うっかり駐車をしてクルマに黄色いステッカーが貼られた場合は、すぐに警察署に出頭し速やかに反則金を納めるようにしましょう。
 このように2023年は、「一時不停止」「最高速度違反」「放置違反金納付命令件数」が最も多かった違反トップ3で、2022年と同様の結果となりました。

 では、交通違反の中で“反則金”が最も高い違反は何なのでしょうか。

■反則金が最も高い違反は?

 交通違反をした場合、状況に応じて白色、青色、赤色の3種類の切符が切られます。

 なかでも青切符は、「交通反則通告制度」が適用されており刑罰の代わりに反則金を納付する必要があります。

 では反則金が最も高い違反は何が挙げられるのでしょうか。

交通違反を取り締まる覆面パトカー交通違反を取り締まる覆面パトカー

 反則金のなかでは、大型車の「速度超過35キロ以上40キロ未満(高速道)」と「積載物重量制限超過(5割以上10割未満)」の4万円が最も高額な額です。

 普通車の場合では3万5000円が最も高額で、「速度超過35キロ以上40キロ未満(高速道)」の速度違反、積載物超過違反については「10割以上の超過」が該当します。

 このほか「携帯電話使用等(保持)違反」も普通車で1万8000円と高額です。

 携帯電話使用等(保持)違反は、運転中にスマートフォンなどの使用や画像を注視するなどを行うなどの行為を指し、2019年12月に罰則が強化されたことで普通車では反則金6000円だったところ金額が改正されました。

 ちなみに、携帯電話等の使用によって事故を起こすなど「携帯電話使用等(交通の危険)」に該当した場合は、反則金制度は対象外となり、罰則として1年以下の懲役または30万円以下の罰金となります。

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