イラン大使館空爆、死者13人に イスラエル軍、シリア首都
共同通信 / 2024年4月2日 22時29分
【テヘラン共同】シリアの首都ダマスカスにあるイラン大使館の領事部の建物が1日、空爆で破壊され、イランメディアは2日までにイラン革命防衛隊の精鋭「コッズ部隊」の将官ら13人が死亡したと伝えた。イランの最高指導者ハメネイ師は2日、イスラエルの「犯罪」であり「罪を犯したことを後悔させる」と報復を宣言した。イスラエル軍とイスラム組織ハマスがパレスチナ自治区ガザで続ける戦闘が、ハマスの後ろ盾イランまで本格的に拡大する事態が懸念される。
国連安全保障理事会は、今回の攻撃について協議する緊急会合を2日午後(日本時間3日未明)に開くことを決めた。安保理筋が明らかにした。
攻撃対象は大使館の隣にあるイラン大使公邸が入る建物で、在外公館が標的となるのは異例。大使や家族は無事だった。
革命防衛隊などによると、死亡したのはレバノンの親イラン民兵組織ヒズボラ支援の中心人物とされ、レバノンやシリアに展開する部隊を率いるモハンマドレザ・ザヘディ司令官と、副官を含む隊関係者6人、シリア市民6人。
外部リンク
この記事に関連するニュース
-
当事者すべてを「ハッピー」にしたイランの報復攻撃 イランがイスラエルからの報復を恐れずに攻撃できる理由
東洋経済オンライン / 2024年4月20日 17時0分
-
イラン攻撃→「全面衝突」あるか、たった1つのカギ 「水面下の戦争」から局面一転、直接攻撃の衝撃
東洋経済オンライン / 2024年4月15日 15時40分
-
イスラエルによるイラン大使館空爆は「恐ろしいテロ」か「正当な軍事攻撃」か?
ニューズウィーク日本版 / 2024年4月8日 13時40分
-
イスラエルによるイラン大使館攻撃は「転換点」=ヒズボラ指導者
ロイター / 2024年4月6日 6時46分
-
イラン各地で反イスラエル集会 大使館空爆に高まる報復論
共同通信 / 2024年4月5日 20時18分
ランキング
-
1習近平氏が5日から5年ぶりに訪欧、米国の対中圧力に対抗 欧州の足並み乱す狙いも
産経ニュース / 2024年5月4日 19時48分
-
2台湾地震1か月、花蓮の観光客激減・夜市は閑散と…「惨たんたる状況だ」
読売新聞 / 2024年5月4日 18時34分
-
3ガザ休戦、詰めの駆け引き ハマス、カイロで交渉開始
共同通信 / 2024年5月5日 0時12分
-
4要衝陥落「時間の問題」 兵器不足、交渉も視野
共同通信 / 2024年5月5日 7時43分
-
5「完全に失敗」の対ロシア制裁に、新たな手段 中国経由の抜け道封じに一定の成果、さらなる課題も
47NEWS / 2024年5月5日 10時0分
記事ミッション中・・・
記事にリアクションする
記事ミッション中・・・
記事にリアクションする
エラーが発生しました
ページを再読み込みして
ください