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ENNOVI、EVバッテリーセル接触システムで低電圧接続用の新しいフレキシブル回路製造プロセスを発表

共同通信PRワイヤー / 2024年4月4日 9時53分

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新しい車載グレードのフレキシブル・ダイカット回路(FDC)機能により、エンジニアは性能を犠牲にすることなく、新しいバッテリー設計に向けてより持続可能な配線オプションを享受できます


シンガポール, 2024年4月3日 /PRNewswire/ -- モビリティー電化ソリューションのパートナーであるENNOVIは、電気自動車(EV)バッテリーセル接触システムの低電圧信号用フレキシブル回路を作成する、より高度で持続可能な方法を導入します。これらのシステムではフレキシブルプリント回路(FPC)がよく使用されますが、現在のコレクターアセンブリでは最も高価なコンポーネントです。ENNOVIのフレキシブル・ダイカット回路(FDC)技術は製造工程が少なく、連続的なリールトゥーリール生産が迅速なため、よりコスト効率が高く、持続可能なソリューションが実現します。


 


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一般的に、FPCはフレキシブル回路用の銅トレースをエッチングするために、多段階のバッチ・フォトリソグラフィー工程を使用して製造されます。この製造工程では不要な銅を溶解する腐食性化学薬品を使用します。さらに、同化学薬品から不要な銅を抽出するには多くの時間とエネルギーが必要で、効果的にリサイクルすることが困難です。ダイカット加工では銅を即座にリサイクルできるため、化学エッチングよりも物質処理の面で優先されています。


600x600mmというサイズの制限があるFPCに比べ、FDCはリールトゥーリールで製造されるため長さの制限がありません。特定の設計における考慮事項の下では、FDCはFPCと同等の性能特性を持っています。これらの結果は、社内での厳密な寸法、熱衝撃、トレース抵抗、温度上昇、絶縁抵抗、高電圧テストによって確認されました。


ENNOVIのGustavo Cibrianエネルギーシステム担当製品マネジャーは「当社のビジョンは、EVの持続可能なバッテリー・バリューチェーンの構築において既成概念にとらわれない考え方をすることであり、フレキシブル回路にFDCの機能を採用することは、当社のそうしたビジョンと一致するものです。こうした取り組みにより、ENNOVIはコスト、時間、性能に関する必須事項でバランスの取れたCCA設計ソリューションをバッテリーメーカーに提供することができます。これにより、メーカーはコストに合わせた設計を行うことが可能になります」と説明しました。

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