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新卒若手社員の「入社後ギャップ」ランキング

共同通信PRワイヤー / 2024年4月18日 14時0分

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主体的なキャリア形成を阻む配属ガチャ。若手は「社内異動のしやすさ」に注目。


2024年4月18日

オープンワーク株式会社


OpenWork「働きがい研究所」調査レポートvol.120

新卒若手社員の「入社後ギャップ」ランキング ―主体的なキャリア形成を阻む配属ガチャ。若手は「社内異動のしやすさ」に注目。―


【画像:https://kyodonewsprwire.jp/img/202404179600-O1-79O8baq0


4月から新年度がスタートし、多くの企業が新卒入社者を迎える季節となりました。昨今の新卒採用は売り手市場が続いており、企業の採用担当者は説明会や面接等、あらゆる機会で就活生に自社を理解してもらうための取り組みに工夫を凝らしています。それでもなお、約8割が「リアリティ・ショック」と呼ばれる、入社前に抱いていたイメージとは異なる現実にショックを受けると言われています。そこで、今回の調査レポートでは、OpenWorkに投稿された「入社後ギャップ」に関する社員クチコミを分析。「入社後ギャップ」欄に寄せられたクチコミから、キーワードを分類し、カテゴリごとにランキング化しました。新卒入社した若手社員が感じる入社後ギャップにはどういった特徴があるのでしょうか。クチコミと併せて見ていきます。


【サマリ】

・最も多かったのは、「仕事内容や配属について」の入社後ギャップ

・自身で主体的にキャリア形成していく必要性を強く感じている昨今の若手にとって、「配属ガチャ」や予想外の配置転換は大きなリスク

・リスクヘッジの一環として、昨今の若手は企業の「社内異動のしやすさ」に注目する傾向に

・配属やキャリアパスに関する懸念により、退職を検討する声も


新卒若手社員の入社後ギャップ


【画像:https://kyodonewsprwire.jp/img/202404179600-O3-1Mer1xoV


最多は約6割の「仕事内容や配属について」。主体的にキャリア形成していく必要性を強く感じている昨今の若手にとって、「配属ガチャ」や予想外の配置転換は大きなリスク。ゆえに「社内異動のしやすさ」に注目か。


2021年以降に新卒入社した若手社員による「入社後ギャップ」欄に寄せられたクチコミを内容ごとにカテゴライズし集計した今回のランキングでは、「仕事内容や配属について」の関連ワードが6割近くの出現率で最多となりました。


「配属ガチャ」「勤務地ガチャ」は、新卒若手社員の懸念として依然強くあります。就活生を対象としたある調査(※1)によると、「入社前に配属される事業部門を選べない企業・求人」は53%が「入社意向が下がる」と回答しており、「入社前に勤務地がわからない企業・求人」については、62%が「入社意向が下がる」と回答しています。終身雇用制度が限界を迎え、自身で主体的にキャリアを形成していく必要性を強く感じている昨今の新卒若手社員は、会社都合で自身の描いたキャリアパスから大きく外れるような状況に置かれることを大きなリスクと捉えていることがクチコミから見て取れました。その裏返しとも言えますが、「社内異動のしやすさ」やジョブポスティング制度に言及するクチコミが多く見られました。

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