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Kite、CAR T細胞療法Tecartus(R)について、最長のフォローアップデータをASH 2024で発表

共同通信PRワイヤー / 2024年12月24日 15時0分


治験責任医師で、タイ・バンコクのチュラロンコン大学(Chulalongkorn University)血液学部門内科准教授のKitsada Wudhikarn医師(Dr. Kitsada Wudhikarn​)は、次のように述べています。「brexu-celに関するこのリアルワールド解析における有効性と安全性プロファイルについては、R/R B-ALLに関するピボタルなZUMA-3試験の結果との一貫性が示されましたが、今回はより広範な患者集団が対象となっています。特に、本患者レジストリにみられる高水準の有効性は、前治療歴や高リスク特性全体にわたって一貫性を示しました。これらの結果は、この治療が難しい血液がんの治療におけるbrexu-celの実質的な効果をさらに裏付けるものです」


抄録番号 #4193

疾病負担、CAR T増殖、および単核細胞の回復が、ZUMA-3ピボタル試験におけるORおよびDORに及ぼす影響


本解析で研究者は、ZUMA-3試験でTecartusの投与を受けた78名のR/R B-ALL患者さんについて、最良効果およびDORの観点から臨床および薬物動態/薬力学的データを評価しました。


Tecartusは、白血球やリンパ球数に関わらず、問題なくアフェレーシス検体から製造され、しっかりとした客観的奏効率をもたらしました。12カ月を超えて継続するDORを達成した患者さんの半数は骨髄芽球率50%以上で、疾病負担に関係なく、Tecartusが患者さんに効果をもたらす可能性を示しています。


さらに、Tecartus投与後1カ月以内のCAR増殖は、たとえCAR T細胞の持続性が認められなくても、最良効果ならびに持続的奏効と関連しています。投与後の単核細胞の回復も、奏効期間が長い被験者ほど、確率が高くなりました。これらの結果は、後に寛解強化として自家幹細胞移植(ASCT)を行う必要性があるかなど、治療の意思決定をサポートする可能性があります。


ZUMA-2試験について

現在進行中の単群、非盲検のピボタルなZUMA-2試験には、アントラサイクリン系またはベンダムスチン系の薬剤を含む化学療法あるいは抗CD20モノクローナル抗体による療法、およびBTKiのイブルチニブまたはアカラブルチニブの投与を受けた、再発または難治性のMCL成人患者さん86名が登録されました。本試験の主要評価項目はLugano Classification(2014)に基づく客観的奏効率で、独立画像判定委員会(IRRC)により評価されたCRおよびPRを合わせた割合と定義されます。

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