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「聞こえない」「聞こえにくい」しんどさ、体験してシェア 京都・南丹でイベント

京都新聞 / 2024年3月12日 7時0分

マイクに話した言葉がパネルに瞬時に現れる装置を体験する市民(南丹市八木町・iスタやぎ)

 難聴者やその家族らの生活について考える「耳のことフェスタ」が10日、京都府南丹市のiスタやぎで開かれた。補聴器など機器の展示や、難聴を疑似体験するコーナーなどが設けられ、訪れた人たちが理解を深めた。

 府の主催で5回目。展示ブースでは、新技術を使ったコミュニケーションをサポートする機具やサービスを紹介。マイクに話した言葉が、目の前のアクリル板にリアルタイムに映し出される装置や、スマホのアプリを通じて、通訳オペレーターが、第三者に言葉を伝えるサービスに、当事者や市民らが熱心に見入った。

 体験コーナーでは、ヘッドホンを通して高音やサ行やタ行の音が聞こえにくい状況を再現。娘が難聴で補聴器を着けているという京都市伏見区から訪れた男性(54)は「娘の周りの人にも、聞こえないことのしんどさがわかってもらえればうれしい」と話した。

 午後には、ICT(情報通信技術)の進歩により、難聴などを持つ障害者が暮らしやすくなった事例を紹介する講演もあった。

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