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「身長伸び過ぎ」「演技でカバー」 実写版での「美形化」が話題のキャラ4選

マグミクス / 2024年2月29日 19時10分

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■美形過ぎると「作画」が違う?

 マンガの実写化作品で原作ファンが特に重要視するのは、なんといってもキャスティングでしょう。2次元のキャラクターをいかに再現するかは、毎回注目されます。

 そのなかには、俳優や女優、アイドルなど見目麗しい芸能人が演じると、「ここまで美形ではなくない?」「実際観てみないことにはなんとも……」と、発表時にビジュアルががノイズとなって戸惑う声が出ることも少なくありません。

 今回は、そんな「実写化したら美形化が話題になったキャラ」を振り返ります。

●『ゴールデンカムイ』の月島基軍曹(工藤阿須加)

 2024年1月19日に公開された人気マンガの実写映画『ゴールデンカムイ』は、実写化が発表された際は反対や戸惑いの声がSNSで巻き起こる事態となっていました。それは迫力のアクションシーンやグロテスクな描写がどこまで再現できるかはもちろん、魅力的かつ曲者ぞろいのキャラクターを演じるキャストのイメージが難しかった点もあります。

 実際にキャストが発表されると、その再現性の高さから「意外に悪くないかも」といった反響もありました。ただ、そのなかには「悪くはないけど、月島がイケメン過ぎる」「月島ってもっと小柄じゃなかった?」と、第七師団の一員である月島基軍曹に注目する声も少なくありませんでした。

 月島役の工藤阿須加さんは180cmと高身長で、実写版ではたとえばドラマ『海月姫』で主人公の相手役を演じたこともある爽やかなイケメン俳優です。原作での月島は眼光が鋭く、目頭から降りる真っ直ぐなしわと極端に低い鼻という変わった風貌で、小柄なキャラでした。

 現時点で今後バディとなる鯉登音之進少尉のキャストは明かされていませんが、「もし出てくるならもっと大きい人キャスティングしないとおかしくない?」「『月島>鯉登』だけは勘弁」と、原作とのギャップを懸念するファンも見られます。

 ただ、映画が公開されると、「ビジュアルで心配してたけど、原作通りの威圧感あってすごかった」「表情とか声が本当に月島さん」「『はい』の言い方完璧」と、いい意味で予想を裏切られたという感想も続出していました。

●『ゆるキャン△』の大垣千明(田辺桃子)

 原作ファンが多い『ゆるキャン△』も、実写化が発表された際に賛否両論がSNSで巻き起こった作品のひとつです。

 同作は女子高生たちがキャンプを楽しむゆるい日常を描いており、原作に沿った穏やかな雰囲気を出すのは難しいのでは? という心配のほか、メインキャラのキャストがいずれも美形な女優だった点も、イメージとのギャップを生じさせてしまっていたようです。

 しかし本編のイメージが公開されると、キャストの再現性に「思ってた以上に『ゆるキャン△』だった」「みんな可愛過ぎると思ってたけどイメージ通り」と好意的な意見が続出する結果となりました。

 特に野外活動サークル(野クル)の部長であり、賑やかし担当キャラである千明(演:田辺桃子)は細かい顔芸までしっかり再現されていたことから「原作超え」などと称され、ドラマ初回放送時のSNSではトレンド入りを果たしています。

 当初は田辺さんのキャスティングに「可愛過ぎる」と批判的な意見もみられましたが、あまりの再現度の高さに「大垣、どこから見つけてきたんだ?」「見た目も演技も大垣そのもの」と話題をかっさらっていきました。

■原作の完全再現じゃなくてもいい?

●『進撃の巨人』のハンジ・ゾエ(石原さとみ)

映画『進撃の巨人 ATTACK ON TITAN』で石原さとみ演じるハンジのキービジュアル  (C)諫山 創/講談社 (C)映画「進撃の巨人」製作委員会

 マンガの実写化で、キャラクターが変わり者であればあるほど、再現するハードルは特に高くなります。『進撃の巨人』にもさまざまな変わり者のキャラクターは登場しますが、調査兵団第4分隊隊長で、常軌を逸した巨人愛好家のハンジもそのひとりです。

 メガネ姿のハンジは一見すると常識人のようですが、巨人に熱過ぎる興味を持つあまり、生体について話し始めると昼夜ぶっ通しで語ったり、食い殺されかけながらも巨人相手に実験しようとしたりとぶっ飛んだキャラクターとして描かれています。アニメ版ではリヴァイに「奇行種」とまで称されているハンジは、実写版で石原さとみさんが演じることも話題となりました。

 石原さんはそれまでおっとりとした役も多く、ハイテンションなハンジとの印象がかなり違うことから不安視するファンも少なくありませんでした。また、石原さんが世の女性たちから「なりたい顔」として憧れられるほどの美人であることも、そもそも性別不明とされていたハンジを演じるのに「美形過ぎない?」と違和感を抱かせるきっかけになっていたようです。

 しかし本編の予告映像では、興奮した様子で「こんなの初めて!」と雄叫びをあげるハンジのセリフが入っており、「ここまでぶっ飛んだ演技してくれるならアリかも」「1番再現度高くない?」と絶賛されていました。

 そんな反響もあってか、動画配信サービスによるスピンオフ作品『進撃の巨人 ATTACK ON TITAN 反撃の狼煙』はハンジを中心としたドラマ構成となっており、その人気を裏付けるものとなっています。

●『幽☆遊☆白書』の桑原和真(上杉柊平)

 Netflixで2023年12月14日から全世界独占配信が始まった実写ドラマ版『幽☆遊☆白書』は、往年の人気作ということもあり、実写化へは期待と不安の声が多数出ていました。

『幽☆遊☆白書』は飛影(演:本郷奏多)や蔵馬(演:志尊淳)、コエンマ(演:町田啓太)など美形なキャラクターも多く、連載当時から女性ファンも多いことでも知られています。一方、主要キャラのなかでは「ルックスが良くない」扱いでお調子者の桑原は、かっこいい場面もありつつ三枚目として活躍をしていました。

 そんな桑原役のキャストに、大河ドラマ『麒麟がくる』などで注目されたイケメン俳優の上杉柊平さんが発表された際は、「イケメン過ぎて桑原じゃない」「リーゼントまで再現して欲しかった」と違和感を持つファンが続出しました。しかし、本編では「幽助と並んで歩くところのシルエットが原作そのもの」「ドラマきっかけに桑原推しになった」と再現度の高さから推し変するファンも一定数いたようです。

(田中泉)

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