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ビジネスパーソンに求められる好印象な身だしなみとは? メンズ美容のイマドキの常識を医師が解説

マイナビニュース / 2024年4月19日 9時40分

画像提供:マイナビニュース

いまや「キレイ」は女性だけのほめ言葉、ではなくなっているようです。Z世代では日常的にメイクをする男性も増えてきている中、肌の清潔感は男性にとってホットなテーマになってきています。

美容医療クリニック「WillbeClinic」の院長 堀田歩希さんに、メンズ美容や日常のケアについて話を伺いました。

○美容医療を行う人が増えている背景

メンズ美容のニーズが高まってきたのは、この3~4年ほど続いていたコロナが影響していて、主に3つの要因が挙げられます。

1つは男女問わず、健康や清潔感に関して気を配り、そこに投資をする人が増えたことです。

次に外出の機会が減ったことで、施術のダウンタイムの時間を確保できるようになったこと。そして、最後が自粛期間中は旅行などを控えることになり、それに使っていたお金を、美容にかけるようになったことが挙げられます。

美容のニーズといっても、男女で目的には差があるように感じます。

女性は「自分のため」、「キレイになるため」に行います。いっぽうで男性は、他人の目に気を遣い、「清潔感を得るため」に行っています。プライベートでは異性にモテるため、ビジネスでは好印象を与えるためが、大きいでしょう。
○若い男性にひげ脱毛が人気な理由

実際、クリニックを経営する中で感じたのは、若い男性であれば「ひげ脱毛」を希望する人がとても多いことです。なぜなら、ひげ脱毛をすれば、短期間で清潔感のある印象に変えられるからです。

また、毎日、ひげそりを行う不便さから解放される意味で、ひげ脱毛を行う男性も多いようです。肌荒れトラブルがなくなるのもメリットの1つでしょう。もう少し年齢層が上がれば、薄毛対策が美容医療の入口として始める人が多いですね。
○女性の社会進出が男性の美容意識を高めた?

こうしたメンズ美容のニーズが浸透した背景として、「女性の社会進出」が大きな要因だと考えられます。

例えば、男性ばかりの職場であれば、そこまで清潔感や美容は気にならないでしょう。しかし、いまは職場も取引先も顧客も、女性の数はますます増えています。

育休環境の改善や復職の早期化など、女性の労働時間は長くなり、仕事を共にする機会も増えました。そのため、ビジネスシーンで容姿や身だしなみに気を遣うようになったのが、ここ10年単位のトレンドとしてあります。
○コミュニケーションは「見た目が55%」の現実

メラビアンの法則にもあるように、コミュニケーションにおいては「視覚情報が55%」と言われ、表情やジェスチャーも含みますが、顔が与える印象は大きいでしょう。

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