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ロサンゼルスに無秩序に点在する店先、ネオン、コヨーテ、影、夜に現れる静かな光のライン。Dan Monick Exhibition “FANTASY HOURS”

NeoL / 2022年6月6日 20時0分

ロサンゼルスに無秩序に点在する店先、ネオン、コヨーテ、影、夜に現れる静かな光のライン。Dan Monick Exhibition “FANTASY HOURS”



数多くのコマーシャルワークを手掛ける傍ら、長年に渡ってアメリカ ロサンゼルスの看板や店先を記録し続ける写真家 ダン・モニクの展示 "FANTASY HOURS"が開催。本展では、アーティストを魅了し続ける街 ロサンゼルスを舞台にした作品を通して、変わりゆく街の物語が現在進行形で語られる。会場では展示作品はもちろん、新作マーチャンダイズも販売。


以下、Dan Monickの言葉。


Fantasy Hoursは、Mesh And Lace、Tampa Glass、Mixed Businessという3つの作品シリーズを組み合わせたものです。
ロサンゼルスに無秩序に点在する店先、ネオン、コヨーテ、影、夜に現れる静かな光のラインなど、その全てを記録しています。


タブロイド紙に印刷されてボードに貼り付けられた写真は、永続的なものではありません。それらの写真は被写体と品質を共有しています。ロサンゼルスはその非永続性で知られていますが、世界がもの凄いスピードで動いている時代に、私たちは何でも安定したものを保持しようとしています。色褪せとひび割れは、時の試練に耐えてきたことを示しています。写真には人物が写っていませんが、人々のエネルギーを至る所に感じることができます。日常的に店を訪れる人々や、日用品や日々の答えや笑顔を求めて駐車場にやってくる人々のエネルギーは、最も古びた看板にも輝きを与えます。決して消えることのないガスで満たされたネオンは、私たちがまさにいるべき唯一の場所であるかのように手招きしていて、心を落ち着かせてくれます。


人との繋がりを想うこと。努力が報われることへの切望。蛍光灯を漁り集めること。オープンサインが点灯したままになっている明らかに閉鎖されたストリップモールの駐車場での静かな瞬間。何も恐れないコヨーテ。なぜ写真を撮っているのかと尋ねてくるので、看板が好きなのだと言うと笑顔で頷く占い師。ガラス越しの簡単な挨拶。静寂とネオンのパチパチ音。
私にとってFantasy Hoursとは、それら全てを内包した時間なのです。






















Dan Monick Exhibition “FANTASY HOURS”
2022.6.10 fri - 6.29 wed at gallery commune, Tokyo
gallery commune 東京都渋谷区西原1-18-7
営業時間:
平日: 14:00 – 18:00
土日祝 13:00 – 18:00
定休日: 木曜
Opening Reception: 6月10日(金) 18:00 - 20:00
※Dan Monickが来日、参加します。
instagram: @ccommunee
www.ccommunee.com

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https://www.neol.jp/art-2/

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