新潟県立高校の一般入試が始まる、約1万3000人が志願 「いつも通り頑張ってね」「絶対大丈夫」

試験に備える受験生。緊張した面持ちで開始を待った＝3月6日、新潟市中央区の新潟高校

　新潟県内の公立高校の一般入試が3月6日、全81校で一斉に行われた。能登半島地震に負けず勉強に打ち込んできた受験生が、志望校合格を目指して学力検査に臨んだ。

　一般入試は全日制・定時制合わせて定員1万2838人に対し、1万3054人が志願した。

　志願倍率が理数科で1.80倍と最も高かった新潟高（新潟市中央区）では午前8時過ぎ、小雨の降る中、受験生が続々と会場に到着。保護者や学習塾関係者から「いつも通り頑張ってね」「絶対大丈夫」と激励を受け、笑顔で応える姿もあった。教室では、緊張した面持ちで監督者の説明を聞き、試験開始を待った。

　試験を終えた新潟市西蒲区の中学3年男子（15）は「数学と理科が難しかったけど、自分の力を出せた。入学できたら、部活と勉強を両立したい」と話した。

　7日は、新潟中央高音楽科が学校独自検査を行う。合格発表は15日午後、各高校に掲示するほか、受験生と各中学校が確認できるウェブ出願システムでも通知する。

［速報］県立高校一般選抜の問題と解答