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二日酔いが遅れて夕方にくる。原因は? 医師が回答

ニッポン放送 NEWS ONLINE / 2020年11月29日 23時12分

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「二日酔い」に関して、ニッポン放送「健康あるあるWONDER4」(9月28日放送)で解説された。

ニッポン放送「健康あるあるWONDER4」

番組に寄せられた健康の疑問『お酒を飲んで秋を満喫しています。ところで、二日酔いが翌日の朝ではなく、夕方にくることがあります。もしかしたら、肝臓が弱っているのでしょうか?』に対して、日本健診財団の監修のもと、以下のように解説した。

「二日酔いの正体というのは、いままで解明されておりません。遅れて夕方にくる二日酔いのような症状が、何によるものなのかははっきりとはわかっておりません。

そもそも、身体に取り込まれたアルコールは数%程度が尿や汗として直接排出されますが、ほとんどはまず、肝臓で有害物質であるアセトアルデヒドに分解され、さらにこれが無害化されて酢酸へと変化するんです。

肝臓での分解能力を超えた量のアルコールを摂取すると、残ったアセトアルデヒドが原因となり、頭痛や吐き気などの二日酔いにつながると考えられておりますので、肝臓機能の低下でアルコール分解の処理能力が落ち、その影響で時間が経ってから症状が出るということも考えられます。

飲酒による利尿作用が脱水を引き起こし、吐き気や頭痛が起きること、また、胃の不快な症状が夕方に出ることも考えられます。

ですから、これらの複合的な原因で二日酔いのような症状が遅れてきているのかもしれません」

協力:医療ジャーナリスト・森まどか
監修:日本健診財団

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