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「妊娠していると副反応が強く出る、不妊症になる」はデマ ~東京産婦人科医会・落合和彦名誉会長

ニッポン放送 NEWS ONLINE / 2021年10月1日 8時10分

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東京都医師会理事で東京産婦人科医会・名誉会長の落合和彦氏が9月23日、ニッポン放送「モーニングライフアップ 今日の早起きドクター」に出演。新型コロナワクチンが妊婦に与える影響について解説した。

ニッポン放送「モーニングライフアップ 今日の早起きドクター」

ワクチン接種によって流産の割合が増えることはない

飯田浩司アナウンサー)新型コロナワクチンが妊婦さんに与える影響というのはあるのでしょうか?

落合)いろいろなことが言われていますけれども、基本的には妊婦さんにもワクチンは安全に使えると思っております。米国のCDC(疾病予防管理センター)や、我が国でも学会、医師会含めて「ワクチン接種は有益だ」ということは提言しております。

飯田)接種が胎児に与える影響や流産についても言われますが、いかがですか?

落合)「ワクチン接種によって流産の割合が増えるわけではない」ということがわかっておりますので、ご心配はないと思います。

ワクチンによる新型コロナの予防効果、重症化への予防効果は一般の人と変わらない

飯田)妊婦さんのワクチン接種で、いま一般の人へのワクチン接種でも言われている感染予防効果、それから重症化予防効果について、数値に変化などはあるのですか?

落合)特別に妊婦さんだからといって差異はございません。一般の方と同様に重症化の予防効果、感染自体の予防効果はあると考えていいと思います。

飯田)ワクチンのメリットは他の人と変わらないので、きちんと打つのが大事だということですね。

落合)そういうことです。

「妊娠していると副反応が強く出る、不妊症になる」はデマ

飯田)接種する際の注意点はありますか?

落合)妊娠していると副反応が強く出るとか、不妊症になるとか、言ってみればデマのようなことを信用しないでください。特にSNSなどでずいぶんいろいろなことが書かれていますけれども、そういう心配はございません。副反応についても一般の方と同様です。まったくないわけではありませんし、とはいえ決して妊婦さんだから強く出るということでもありませんので、安心して受けていただければと思います。

落合和彦氏、飯田浩司アナウンサー

授乳中でもワクチン接種は安全に受けられる

飯田)妊婦さんと一緒に暮らすご家族に対してですが、何か注意点はありますか?

落合)妊婦さんが感染する場合の感染源は、大体8割が家庭内感染なので、ご家族もワクチンを一緒に打っていただくということが大事です。

飯田)出産後ですけれども、授乳されているときにワクチン接種をするというケースはどうですか?

落合)授乳中でも新型コロナワクチンは安全に打つことができます。

妊娠中にワクチン接種すると新生児にも抗体ができる

飯田)妊娠中にワクチンを打つと、お子さんにも抗体ができるということはありますか?

落合)ワクチンの主要な成分は胎盤を通過しないのですが、抗体は一時的に新生児の方にも行くようですので、ある程度は新生児にも抗体ができると言われています。

飯田)そうするとワクチンは自分を守るというところもあるけれども、生まれて来るお子さんも守れるのですね。

落合)その通りです。

飯田)正しい情報を得て、順番が来たら打って行く。

落合)いまはかかりつけ医の先生のところでも、ワクチン接種をしていただける取り組みもずいぶんとされているようですので、ぜひ活用してご相談いただければと思います。

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