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「薬物はどうして怖いの?」 ドラッグ・大麻防止 那覇で出前授業

沖縄タイムス+プラス / 2024年4月5日 18時35分

薬物依存者が描いた幻覚の絵を使って説明する鍋島俊隆さん(右奥)と、説明を聞く子どもや保護者ら=3月27日、那覇市の牧志駅前ほしぞら公民館

 【那覇】子どもや保護者らに向けた薬物乱用防止の出前授業(主催・合同会社ベクトル、NPO法人医薬品適正使用推進機構)が3月27日、那覇市の牧志駅前ほしぞら公民館であった。薬学を専門とする名古屋大学名誉教授の鍋島俊隆さんが「薬物はどうして怖いの?」と題して講演。放課後児童デイサービスに通う小中学生など約80人が参加し、「ドラッグ」「大麻」などの文字を見つめ、耳を傾けていた。

 鍋島さんは、薬物乱用は遊び目的で市販や違法の薬を使ったり、体を壊すくらい喫煙や飲酒したりする状態と説明。鎮痛剤のモルヒネはタバコに含まれるニコチンの約8倍近い依存性があるとし、「薬物乱用の防止に大切なのは薬物に手をつける『一発目』を避けること」と強調した。

 城岳小6年の仲里光永さん(12)は、趣味のネットサーフィン中、薬物事件に関するニュースで薬物をよく目にする。「使用するとどうなるかが分かった。中学生になって、友人がやろうと勧めてきても距離を置いて防ぎたい」と話した。沖縄地区税関の紹介や麻薬探知犬の実演もあった。(北部報道部・比嘉海人)

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