シングルマザーや難民のデジタル人材育成で経済的自立を支援するRobo Co-op、国際女性デーに合わせてさらなる女性のエンパワーメント実現へ
PR TIMES / 2024年3月8日 10時45分
国内では地方のシングルマザーへの雇用機会の拡大、海外ではガザから避難された難民女性へのクラウドファンディングの準備など、多様な連携によりRobo Co-opのインクルーシブな支え合いの輪を拡大!
一般社団法人Robo Co-op (代表:金 辰泰)は、出世払い方式の奨学金であるキャリアインパクトボンドとリモートワークがしやすい業務委託であるデジタルインパクトソーシングを掛け合わせ、国内シングルマザーや難民女性にデジタルのリスキルや育児と両立しやすいIT案件での活躍機会を拡大します。島根でのデジタル体験会の実施、事業提携によるDX民主化、ロヒンギャ難民の子育てママやガザから避難されたパレスチナ女性の経済的自立支援など、多様な女性たちのエンパワーメントに向けたインクルーシブな事業を展開します。
Robo Co-op について
[画像1: https://prtimes.jp/i/108210/10/resize/d108210-10-0ae905eb8948357ffee8-0.png ]
Robo Co-opは、世界中の難民や日本のシングルマザーと共に「コープ」による社会的連帯の中でデジタルのリスキルとIT案件の就労、そして当事者による民主的な経営を行う共同体です。5人1組のチームを作り、グループ学習でモチベーションを高め合い、現場で求められるチームワークを磨きながら就労機会に繋げています。
Robo Co-opのミッションは、DE&Iに向けて女性や外国人、特に深刻性を抱えるシングルマザーと難民へデジタルスキルを提供し、育児と両立しやすい柔軟な働き方をベースとした雇用機会を拡大することです。今年に入り、難民女性とシングルマザーへの取り組みとしては、以下の4つの取り組みによりミッション実現に取り組んでおります。
Robo Co-opのホームページ: https://roboco-op.org/jp
その1:しんぐるまざぁず・ふぉーらむ出雲と「でじたる体験会」を実施
2024年3月3日、しんぐるまざぁず・ふぉーらむ出雲と連携し、島根のシングルマザーの背景をもつ方々へ、Robo Co-opでの教育・就労機会について説明する「でじたる体験会」を行いました。昼さがりに定期的に島根のシングルマザーが集まる会で、Robo Co-opでのオンラインコミュニティを通じたデジタルスキルの教育システムやリモートワークを通じた柔軟な働き方について説明。わかりやすいデジタルツールのデモもおこなった結果、10名以上の方々からプログラム参加に向けた意向を寄せられました。このような教育・就労機会を更に拡大できるよう、企業版ふるさと納税や成果報酬を取り入れたインパクトボンドなども活用した官民連携のパイロットに向けて、島根県庁や自治体と検討を進めています。
その2: RPA領域でDX民主化に取り組むPeaceful Morning社と事業提携開始
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Peaceful Morning社が提供する RPA (Robotic Process Automation/パソコン上での定型作業を自動化できるソフトウェア技術)の定着に向けた伴走型支援サービスである「Robo Runner」の一員に、Robo Co-opの多様な人材が加わります。シングルマザーなどの背景などをもつRobo Co-opのメンバーが、回数制限無しのチャットやオンライン1on1などを通じた企業のDX人材育成サービスのサポートに加わる形で連携を開始。育児と両立しやすいリモートワークを通じた柔軟な働き方により、埋もれてしまっている人材が活躍しやすくなり、DXの裾野が更に広がっていきます。
【Peaceful Morning株式会社について ( https://peaceful-morning.com/ )】
※東証グロース上場の株式会社クラウドワークスのグループです。
Peaceful Morningは、『我慢しないで働ける社会を創る』というミッションのもと、業務自動化テクノロジーを通じて、我慢せず自由にクリエイティブな仕事ができる社会の実現を目指しています。2018年の創業からRPAに関する専門メディア「RPA HACK」、RPA定着サポートサービス「Robo Runner」、RPAエンジニアのプラットフォーム「RPA HACKフリーランス」等、自動化・デジタルトランスフォーメーション(DX)時代に必要な事業を行っております。
Robo Runnerのサービス紹介: https://robo-runner.com/
その3:ロヒンギャ難民の経済的自立を支援するSDCの業務を自動化
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NPOやNGO、社会起業家向けにバックオフィス支援サービスを提供する株式会社Shared Digital Center(SDC)の業務を、Robo Co-opの多様なメンバーがデジタル化していきます。SDCは経理や労務業務の外だしをオンラインでサポートすることで、ソーシャルセクターの更なる社会課題解決への集中を促進するだけでなく、シングルマザーや難民女性が育児と両立しやすい中間就労の機会を創出します。既にSDCでは、ロヒンギャやムスリムの母親や女性たちに経理業務のトレーニングを始めています。Robo Co-opが業務のデジタル化を進めることにより、属人的な業務が標準化され、より組織として効率性を高めながらたくさんのソーシャルセクターのサポートとデジタル人材輩出の両輪を加速することが可能になります。
【シェアードデジタルセンターについて】
株式会社Shared Digital Centerは、デジタルの力でソーシャルセクターの経営強化と多様な業務の担い手輩出を実現します。NPO/NGOや社会起業家の経理や労務といったバックオフィス業務を集約し、最新のデジタルツールを駆使し効率化します。また、シングルマザーや難民といった柔軟な働き方を必要とする人々へ、PCスキルやデジタルツールを用いた業務訓練を提供します。育児とも両立しやすいリモートワークを通じたインクルーシブな活躍機会を広げることで、持続可能で包括的な社会を実装していきます。
SDCの企業紹介:https://shared-dc.com/
その4:ガザからの難民に向けたクラウドファンディングを開始予定
Robo Co-opは、ガザからエジプトへ避難されたパレスチナ難民のための支援活動にも取り組みます。Robo Co-opでは、既に2名の女性に対して、デジタルトレーニングの準備を始めています。ガザでの戦闘が長期化する中、着の身着のまま避難してきている彼女達は、十分な生活費もなく、どうにか毎日を生きることで精いっぱいです。そんな彼女達にデジタルスキルトレーニングとリモートワークでの就労機会の提供に必要な資金を募るクラウドファンディングを実施します。
クラウドファンディングURL: https://readyfor.jp/projects/roboco-op_gaza01
これまでのRobo Co-opによる女性のエンパワーメントの実績
2021年、日本のシングルマザーからRPA(ロボティックプロセスオートメーション)技術の学習及び就労支援のパイロットを開始し、累計40名以上のシングルマザーや難民に対して学習プログラムを提供。これまで20名以上の女性がデジタル人材として活躍しています。いつでもどこでもだれでも教育機会と就労機会を得ることができる、誰もがありのままに輝ける社会を目指して、これまで幅広く活動を広げてきました。
ウクライナ危機から2年が経過した現在、依然として男性は戦地に留まる中、多くの女性と子供たちが安全を求め避難し海外で生活しています。困難な状況が続く中、Robo Co-opは、日本に受け入れられたウクライナ避難民へ多様な機会を提供するために、デジタルワークショップの提供とクラウドファンディングを実施しました。
また、アフガニスタンでは女性が教育も就労も制限される中、Robo Co-opでは日本に避難されたアフガン女性3名へ教育・就労機会を提供してきました。既に学習を修了された卒業生が、シリコンバレーの案件をリモートで日本からデリバリーしており、更なるアフガン女性を育成する段階にまで至りました。
[画像4: https://prtimes.jp/i/108210/10/resize/d108210-10-d9c6b127cf30ee4dde84-0.jpg ]
[画像5: https://prtimes.jp/i/108210/10/resize/d108210-10-1bf105d4dbcaee2c46da-0.jpg ]
Robo co-opでは、あらゆる形でのご支援を募集します
シングルマザー、難民をはじめとする多様な人材の業務委託によるプロジェクト推進や事業成長を通じた社会貢献に協力いただける企業を広く募集します。本取り組みにご関心のある方は、Robo Co-opまでお問い合わせください。
1.Robo Co-opへのアウトソース: RPA開発をRobo Co-opにアウトソースすることで、難民の背景を持つメンバーの就労機会に貢献できます。
2.Robo Co-opのメンバーによるリスキル: すでに難民の背景を持つ人々を雇用している場合、Robo Co-opのメンバーにリスキルの研修を依頼できます。
3.私たちのストーリーの発信: Robo Co-opのメンバーは、難民による「デジタル・インクルージョン」を自分たちの手で広げようと努力しています。彼らのストーリーや取り組みを広めてくださるメディア・報道関係者の皆様のお力添えにも感謝します。
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