林業従事者の安否確認・事故検知に関する実証実験に参加

PR TIMES / 2018年6月20日 18時1分

~39Meisterが培った複数のLPWA技術と衛星通信を活用し携帯圏外での作業管理を実現~

株式会社NTTドコモと共同で39Meister事業を運営する株式会社ハタプロ(本社:東京都港区、代表取締役:伊澤 諒太、以下ハタプロ)の39Meisterチームは、株式会社NTTドコモ(以下、ドコモ)が2018年4月19日(木)に実施した林業従事者の安否確認・事故検知に関する実証実験(以下、本実験)に対し、LPWA(Low Power Wide Areaの略、省電力広域無線通信技術)の技術支援チームとして参加をいたしました。本実験では、LPWA方式としてソニーのLPWAとLoRaWAN※2方式を採用し、LPWAの基地局から衛星回線を通じてクラウドシステムへとデータを伝送することで、携帯電話ネットワーク圏外エリアにおいても緊急通信が可能となることを確認しました。

 LPWAは省電力で長距離通信を実現でき、IoTに最適な無線技術として幅広い業界で関心が高まっています。LPWAの子機は、バッテリー駆動が長時間可能で、数キロ離れた場所との通信ができます。これまではLoRaWANをはじめとしたLPWAの親機となる受信機は、3G/4Gの携帯回線と接続することを前提としていることが多く、携帯電話ネットワーク圏外エリアではLPWAの利用ができませんでした。

実験内容等、詳細については、ドコモのホームページをご確認ください。
https://www.nttdocomo.co.jp/binary/pdf/info/news_release/topics_180620_00.pdf

■実験結果サマリ
 ソニーのLPWAとLoRaWANの比較実験
いずれの送信機も、出力20mW以下の920MHz帯を用いたARIB STD-T108に準拠した方式を採用しております。そのうえで、両者は信号変調の方式や送信タイミング、信号合成方式、誤り訂正方式など、おもに信号処理の方法に大きな違いがあり、それが受信感度などの差となり表れます。
 山林における通信結果では、いずれの方式でも4km以上の距離で通信が可能であることが確認できました。しかし、カバーできるエリアの広さについては、総じてソニーのLPWAがLoRaWANよりも広いエリアを確保することができました。さらに、木などの障害物が多数ある山中の環境においては、特にソニーのLPWAは受信強度が良好な結果となりました。
 一方で、ソニーのLPWAはGPSを受信しない環境では、LPWAによる信号の送受信ができないという課題がありました。これはソニーのLPWA方式では、GPS信号に含まれる時刻情報で送受信の信号を同期する処理を行っていることが関係すると思われます。

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