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20~40代男女に聞いた「令和元年のパパに関する意識調査」令和時代の家事・育児は「自分らしく」「自ら進んで楽しむ」

PR TIMES / 2020年1月16日 14時5分

しかし、周囲は以前の平成・昭和思考であると6割が回答令和元年のキーワード1位は「家事シェア」、記憶に残るニュース1位は「増税」

株式会社東北新社が運営する家men総合研究所(以下家men総研)は、1月18日(土)「いいパパの日」を前に、20~40代の1都6県の首都圏の有配偶男女1,036名に対し、男性の家事・育児に対する意識や令和時代のパパの実態についてインターネット調査を行った「令和元年のパパに関する意識調査」を実施しました。



株式会社東北新社(東京都港区・二宮清隆社長、以下東北新社)が運営する家men総合研究所(以下家men総研)は、1月18日(土)「いいパパの日」を前に、20~40代の1都6県の首都圏の有配偶男女1,036名に対し、男性の家事・育児に対する意識や令和時代のパパの実態についてインターネット調査を行った「令和元年のパパに関する意識調査」を実施しました。
調査では、令和時代の男性は、家事・育児を積極的に行うことは当然であると8割が回答し、6割の男性が令和元年に実際に積極的に家事・育児を行っていたことが判明しました。また、令和元年に家事・育児において最も大切にしていたことは、4人に1人が「自分らしさ」を、5人に1人が「自ら進んで楽しむこと」という結果になりました。しかし、男性が家事・育児を積極的に行うことは当然ではないという考え方がはびこっていると6割が回答し、周囲の理解が追い付いていない現実も浮き彫りになりました。意識と環境の変化が令和時代に加速していることが読み取れる結果となりました。主な調査結果は以下のとおりです。

◆令和時代の男性は、家事・育児を積極的に行うことは当然と8割が回答。実際にも、6割が令和元年に積極的に家事・育児を行っていたことが判明。
-令和時代の男性に関して、家事・育児を積極的に行うことは当然であるかと聞いたところ、「とてもそう思う」(34.7%)、「そう思う」(49.4%)、と合わせ、8割(84.1%)に。実際に令和元年に家事・育児を積極的に行ったかと男性に聞いたところ、「積極的に行った」(18.8%)、「まあ積極的に行った」(41.2%)と合わせ、6割(60.0%)という結果に。

◆男性が家事・育児を積極的に行うことは当然ではないという考え方がはびこっていると6割が回答。周囲の理解が追い付いていない現実が浮き彫りに。
-平成や昭和の考え方が根付いていて、家事・育児を男性が積極的に行うことを当然だと考えている人は未だに少ないかと聞いたところ、「とても少ない」(17.7%)と「少ない」(44.2%)を合わせると6割(61.9%)に。

◆令和元年(2019年)のパパにまつわるキーワード1位「家事シェア※1」、令和時代の理想のパパ像 1位「つるの剛士さん」、記憶に残るニュース1位は、消費税増税
-令和元年のパパにまつわるキーワードを聞いたところ、1位は「家事シェア※1」(36.9%)という結果に。
※1:家事のタスク(作業)を夫婦で分担して行う
-令和時代の理想のパパ像に最も近いイメージの方を聞いたところ、ダントツ1位「つるの剛士さん」(30.6%)。
-令和元年(2019年)の家事育児や子どもにまつわるニュースで記憶に残っているニュース1位は、消費税増税。


■調査概要
・調査目的:男性の家事・育児に対する意識や令和元年、令和時代のパパの実態を把握する
・調査対象:1,036名 (20~49歳の有配偶男女)
・調査地域:1都6県(東京都、茨城県、栃木県、群馬県、埼玉県、千葉県、神奈川県)
・調査方法:インターネットリサーチ
・調査時期:2019年12月11日(水)~12月13日(金)
・有効回答数:1,036サンプル
・割付情報:以下、【性別年代】既婚_子ありなし:有効サンプル(希望サンプル)
【男性20代】既婚_子あり:86(83)、【男性30代】既婚_子あり:90(87)
【男性40代】既婚_子あり:86(83)、【男性20代】既婚_子なし:86(83)
【男性30代】既婚_子なし:86(83)、【男性40代】既婚_子なし:86(83)
【女性20代】既婚_子あり:86(83)、【女性30代】既婚_子あり:86(83)
【女性40代】既婚_子あり:86(83)、【女性20代】既婚_子なし:86(83)
【女性30代】既婚_子なし:86(83)、【女性40代】既婚_子なし:86(83)
合計:1036(1000)

・調査主体:家men総合研究所(家men総研)
家族を持つ男性の家事におけるさまざまな研究やリサーチを行う研究所です。「オトコたちの家事を楽しく。毎日を楽しく。」を合言葉に、男性の家事にまつわる世の中の動向を研究・提言し、家事を楽しみ生活する家族を持つ男性『家men』がここちよく暮らせる社会を創造するために設立した研究開発型組織です。


■専門家考察
全体的に肯定的な回答が目立った結果になりました。「男性も家事・育児に積極的に参加しなければならない」という考え方については、回答傾向に男性も女性もそれほど大きな差がなく、男性にも浸透してきていると思われます。しかしながら、「家事・育児をやらなければ」と考えているのに、思うほど参加できていないのが、平成と変わらない令和の現状だといえそうです。男性からすれば、個人的には家事・育児にもっとかかわりたいが、職場の制度や雰囲気がそうさせない、と感じているように思います。ここで重要になるのは、やはりリーダー層や管理職です。個々人が意識を変えることも重要ですが、リーダー層が変わることの影響力は絶大ですから、令和時代には、リーダー層や管理職の意識の変革が重要です。

全体としては、「自分らしく」「自ら進んで楽しんで」家事・育児を行うという「パパ像」を「令和にふさわしい」と多くの人が考えているようです。もちろん、男性が「自分らしく」「楽しんで」家事育児をやるということは、「好きなことだけやって、嫌いで苦手なことはやらない」という意味ではないはずです。家事育児も仕事も、絶対に「やりたいくない」「つまらない」作業はつきものです。そういった作業を積極的に引き受けると、今度は相手(仕事仲間でも配偶者でも)「自分らしく」振る舞える余地が増えるのです。令和の時代、もっともっと、自分以外の他者の置かれた立場を想像して行動できるようになりたいものです。

また、「ライフワークバランス」を考える上で、仕事や家事育児(まとめて「ワーク」)からの自由な時間を「ライフ」として捉え、これを大事にするという考え方が重要となります。まずはみんなで協力して「ワーク」の負担を減らし、さらに、ワーク自体を楽しめるような令和時代となることを期待します。

筒井 淳也(立命館大学 産業社会学部教授)
1970年生まれ。93年一橋大学社会学部卒業、99年同大学大学院社会学研究科博士後期課程満期退学。現在は立命館大学 産業社会学部教授。主な専門は家族社会学・計量社会学。著書に『結婚と家族のこれから 共働き社会の限界』(光文社新書)『仕事と家族 日本はなぜ働きづらく、産みにくいのか』(中公新書)など。


■調査結果
令和時代の男性は、家事・育児を積極的に行うことは当然と8割が回答。実際にも、6割が令和元年に 積極的に家事・育児を行っていたことが判明。


令和時代の男性に関して、家事・育児を積極的に行うことは当然であるかと聞いたところ、「とてもそう思う」という回答(34.7%)は、「そう思う」という回答(49.4%)と合わせ、8割(84.1%)となり、男性の家事・育児が当り前になり、積極的に行うことへの意向の高さが顕著に表れる結果となりました。また、実際に令和元年に家事・育児を積極的に行ったかと男性(n=520)に聞いたところ、「積極的に行った」という回答(18.8%)、「まあ積極的に行った」という回答(41.2%)と合わせ、6割(60.0%)という結果となり、現実的にも家事・育児が積極的に行われていることが分かりました。


[画像1: https://prtimes.jp/i/14654/161/resize/d14654-161-170836-9.png ]

[画像2: https://prtimes.jp/i/14654/161/resize/d14654-161-985453-10.png ]


男性が家事・育児を積極的に行うことは当然ではないという考え方がはびこっていると6割が回答。  周囲の理解が追い付いていない現実が浮き彫りに。

平成や昭和の考え方が根付いていて、家事・育児を男性が積極的に行うことを当然だと考えている人は未だに少ないかと聞いたところ、「とても少ない」という回答(17.7%)は、「少ない」という回答(44.2%)と合わせ、6割(61.9%)となりました。周囲の環境としては、令和時代になっても、家事・育児を男性が積極的に行うことは当然ではないと考えている人が多いという認識が分かりました。
また、令和時代において、男性が家事育児を行うことに対する世の中の意識はどのようなものだと思うかと聞いたところ、最も多かったのは「社会・企業の制度、仕組みが整っていない」(51.2%)、次いで「育休の取得への理解がない」(41.1%)、「男性が家事育児を行うことへの偏見がある」(28.9%)という結果になりました。積極的に家事・育児を行っているが、周囲の理解が少なく、偏見もあることが明らかになりました。


[画像3: https://prtimes.jp/i/14654/161/resize/d14654-161-940028-11.png ]

[画像4: https://prtimes.jp/i/14654/161/resize/d14654-161-263951-12.png ]

令和元年のパパにまつわるキーワード、1位は「家事シェア」、2位「真のワークライフバランス」、3位「チーム育児」。

令和元年のパパにまつわるキーワードを聞いたところ、1位は「家事シェア※1」(36.9%)、2位は「真のワークライフバランス※2」(29.3%)、次いで「チーム育児※3」(29.2%)という結果になりました。配偶者とともに家事・育児を積極的に行い、家庭・家族という単位で家事・育児を行うことで、仕事も家事も育児もしない本当の意味で自由な時間を得られることを望んでいることも分かりました。

※1「家事シェア」:家事のタスク(作業)を夫婦で分担して行う。
※2「真のワークライフバランス」:形だけのワークライフバランス(仕事とプライベートの両立)ではなく、名実ともに両立すること。仕事も家事も育児もしない、本当の意味での自由な時間も得られてようやくワークライフバランスを実現したと言える。
※3「チーム育児」:夫婦でお互いのやりたいことやキャリアを共有・尊重しあい、家事・育児の分担を公平に行うこと。

[画像5: https://prtimes.jp/i/14654/161/resize/d14654-161-774069-13.png ]



※「男性の家事育児コミット」:家事や育児を女性がやるものととらえず、男性も積極的に家事育児を行うこと。
※「家事育児マネジメント」:家事と育児のタスク(作業)を明確にして、夫婦で納得した上で分担して効率的に
行うこと。
※「子育ち」:子どもを主語にした「子育ち」という考え方。「子育て」という言葉は親が主語になるため、
そうではなく本来のあるべきカタチとして子どもを主体として考えること。


令和元年、最も家事・育児において大切にしていたことは、4人に1人は「自分らしさ」。自ら進んで  楽しむ「楽しくコミット」は5人に1人が回答。

実際に令和元年に家事・育児において最も大切にしていたことを聞いたところ、最も多かったのは「今までの父親・母親像にとらわれず、『自分らしく』家事・育児を行うこと」(25.3%)、次いで「『自ら進んで楽しんで』家事・育児を行うこと」(21.4%)、「なるべく早く帰宅すること」(12.1%)となりました。今回の調査では、4人に1人が「自分らしさ」を家事・育児において大切にしていて、5人に1人が自ら進んで楽しんで家事・育児をしているという実態が浮かび上がりました。令和元年においては、「自分らしさ」を大切に、楽しく家事育児にコミットすることが大切にされていたことが分かりました。

[画像6: https://prtimes.jp/i/14654/161/resize/d14654-161-420880-14.png ]



令和時代のパパ像は、2人に1人が「自分らしさ」と「自ら進んで楽しく」。子どもの予定を優先し、妻への優しさも忘れないスマートなパパ。

令和時代のパパ像を聞いたところ、最も多かったのは「今までの父親像にとらわれず、『自分らしく』家事・育児を行う」(59.7%)、次いで「『自ら進んで楽しんで』家事・育児を行う」(58.3%)と、2人に1人は「自分らしさ」や「自ら進んで楽しむ」家事育児をイメージしていることが分かりました。次いで「妻を『母親』としてではなく、『女性』として大切にする」(36.5%)という結果になり、「自分らしく、楽しく」家事・育児を行うということのみならず、妻への優しさも忘れないスマートなパパ像を描いていることが浮き彫りになりました。
また、「仕事の予定と同じくらい家族や子どもの予定を優先する」(35.0%)、「地域の行事や学校の行事に積極的に参加する」(32.8%)など、家庭内のみならず対外的にも積極的に参加する令和時代のパパ像も明らかになりました。

[画像7: https://prtimes.jp/i/14654/161/resize/d14654-161-589948-15.png ]



令和時代の理想のパパ像、ダントツの1位「つるの剛士さん」。4位には「小泉進次郎環境大臣」が  ランクインし、パパになる前から注目が高まる。  令和時代の理想のパパ像に最も近いイメージの方(子どもがいない方も含む)を聞いたところ、1位「つるの剛士さん」(30.6%)、2位「中尾明慶さん」(14.4%)、3位「杉浦太陽さん」(12.3%)、次いで「小泉進次郎環境大臣」(8.9%)という結果となりました。平成の後半から積極的に育児をしているイメージの高い3名が上位を 占める中、4位にはまだお子さんが生まれていないにも関わらず、2019年に話題になり、昨日育休宣言をされた「小泉進次郎環境大臣」がランクインし、その注目の高さが明らかになりました。

[画像8: https://prtimes.jp/i/14654/161/resize/d14654-161-751996-16.png ]



令和元年の家事育児や子どもにまつわるニュース、1位は消費税増税。子ども関連の事件や芸能人の結婚の話題が中心に。

令和元年(2019年)の家事育児や子どもにまつわるニュースで記憶に残っているニュースを聞いたところ、 以下のような結果となりました。

・令和元年の家事・育児・子ども関連ニュースランキング (複数回答可)
1位:消費税が8%→10%に増税、軽減税率&キャッシュレス還元事業も同時スタート(10月1日)
2位:山梨のキャンプ場で7歳女児が行方不明に(9月21日)
3位:蒼井優と南海キャンディーズ山里が結婚発表(6月5日)
4位:小4女児虐待死、女児の母親を暴行容疑で逮捕、夫の暴行を見て見ぬ振りしたとして(2月5日)
5位:千葉県野田市教育委員会が女児の「父からいじめを受けた」アンケートを父親に無断開示、市長ら
謝罪会見(1月31日)
6位:川崎市の路上で切りつけ事件、学童ら19人死傷、犯人の男は自殺(5月28日)
7位:小泉進次郎議員と滝川クリステルが婚約発表(8月7日)
8位:滋賀県大津市で車2台が衝突事故、はずみで保育園児の列に突っ込む(5月8日)
9位:神戸市の小学校で教員が同僚にいじめ、市教育委員会が調査(10月6日)
10位:幼保無償化がスタート(10月1日)
(n=1,036)


■家men とは
家族を持つ男性に、家事を楽しく、毎日を楽しく過ごすために役立つ情報を届けるメディアです。家事・育児のハウツーや夫婦関係に関するコラム、趣味の話題などを男性視点で発信します。夫として、父親として、男として、日々の生活も、これから先の人生も、より幸せに過ごすことができる選択肢やきっかけを届けます。
[画像9: https://prtimes.jp/i/14654/161/resize/d14654-161-349996-8.png ]

オトコたちの家事を楽しく。毎日を楽しく。
Yeah men!「家men」

サイト名:家 men(いえめん)
URL  :https://ie-men.jp
運営会社:株式会社 東北新社


調査結果については、以下家men内でもご紹介しています。
https://ie-men.jp/couple/kajishare/1402

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