【報道参考資料】緊迫のイラク情勢 クルド自治区で大規模予防接種を実施へ 

PR TIMES / 2014年6月20日 12時28分

約30万人がアルビルとドホークに避難



※本信は ユニセフ本部の情報をもとに、日本ユニセフ協会 広報室が翻訳、独自に編集
したものです
※原文はhttp://reliefweb.int/report/iraq/unicef-roll-out-mass-vaccination-campaign
-kurdistan-region-iraq でご覧いただけます


【2014年6月19日 アルビル(イラク)発】

ユニセフとクルド自治政府は、大勢の子どもたちがクルド自治区へ避難していることを
受け、ポリオなどの感染症拡大防止のために、緊急対策をとることで合意しました。

クルド自治政府のレクワト・ラシド・カリム保健大臣とユニセフ・イラク事務所代表の
マルツィオ・バビルは、17日に面会し、避難民を受け入れている地域の住民と避難民
キャンプ、国境検問所での予防接種活動を拡大することで合意しました。

クルド自治政府は、モスルでの暴力発生以降、クルド自治区内のアルビル州とドホーク州に、
約30万人が避難したと推定。その多くは、都市部の町や農村部の村に身を寄せています。

イラクでは今年、14年ぶりにポリオの感染が確認されました。北部で起きた危機は、ポリオ
の再発生を更に悪化させます。定期的な予防接種が十分に行えず、紛争下にある地域や避難
している子どもたちに予防接種が行えないことから、イラクと周辺地域は、ポリオの大規模
発生のリスクが極めて高くなっています。

バビル代表は、シリア難民キャンプ以外でもポリオ予防接種を拡大する必要があると強調。
6月15日から4日間、シリア難民キャンプでは予防接種を開始し、あわせてクルド自治区との
行き来や、通過に出入りする中継地点にもポリオ予防接種チームを配置しました。
ユニセフは、避難民の子どもたちをはしかから守り、免疫力を高めるビタミンAを直ちに
投与できるようにすることを求めています。また、ワクチンの提供のほか、技術的な支援、
予防接種活動実施の広報活動を通じて、保健省を支援します。

6月18日、カリム保健大臣は検問所やキャンプ、国境検問所でのポリオやはしか予防接種の
支援と、6月29日から7月3日まで予定されているポリオ予防接種フォローキャンペーンにも
合意しました。このキャンペーンは、5歳未満の子ども70万人以上を対象にしています。
今回の取り組みは、イラクでは、ラマダン期間中初となる大規模公衆衛生キャンペーンに
なります。

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