【新刊書籍のご案内】『クリエイティブ・サイエンス ココロを動かす11の手法』
PR TIMES / 2024年3月26日 16時6分
「よいクリエイティブは何か?」を独自に分析し、広告を見る人の「ココロの動き」を11の手法で図解
広告・マーケティングの専門誌を発行する株式会社宣伝会議(本社:東京都港区)は、『クリエイティブ・サイエンス ココロを動かす11の手法』(松井正徳著)を全国の有力書店とオンライン書店で、3月26日に発売します。
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松井正徳著
2024年3月26日発売
定価:2200円(本体2000円+税)
ISBN:978-4-88335-574-7
詳細・ご購入はこちらから https://amzn.to/3xasfpb
本書は、現在クリエイティブディレクターとして活躍する著者が、若手の頃に経験したことに端を発しています。
広告制作の現場で、先輩それぞれが語る「正しい広告とはこうである」というメソッド。それぞれが全く違うことを話しているにもかかわらず、そのどれも世の中で話題になったり、面白い広告をつくっている。
「これは自分には見えてないだけで、その全ての根源のところで、もととなる統一理論があるのでは」
そう思い立ち、著者が独自に広告を分析し、考察を続ける中で編み出したのが「クリエイティブ・サイエンス」と名づけた「人のココロを動かす」11の手法です。著者は自分が「よいと思う広告」を分析・体系化して、11の模式図に落とし込みました。
「感性」や「なんとなく」ではなく、「論理的な説明」と「明確な効果」を目指したい。
本書は、そう考える人に贈る表現の実践書です。
11の手法の特徴をしっかりとつかむことで、例えば人によって感覚の違う「面白さ」についても、言語化して議論しやすくなります。またクリエイティブの現場で方向性や手法、効果などに迷いが生じたとき、この本で示す手法は関わる人たちが議論をする上で共通マップとなり、進むべきルートを示すものとなります。
本書の内容は、67年の歴史を持つ宣伝会議コピーライター養成講座 上級コースでも教えられ、多くの受講生から高い評価を受けています。広告制作のアイデア出しや企画会議においてはもちろん、結婚式のスピーチなど日常においても活用いただける内容になっています。
目次
はじめに
序章 「効果をつくる」
それがクリエイティブ・サイエンス
第1章 「ココロが動く」とは何か?
・第1節 コミュニケーションが失敗する4つの理由
1段階目:「気づかれない」
2段階目:「受けいれられない」
3段階目:「グッとこない」
4段階目:「人に言いにくい」
・第2節 人のココロはどうやって動くのか
第1段階 Knock:大量出稿しても気づかれない理由
第2段階 Accept:納得・安心がないと「受け入れられない」
第3段階 Emission:「人がグッとくる」瞬間
第4段階 Diffusion:一気に拡散する瞬間
第2章 人が「グッとくる」瞬間の作り方
Emissionの11の手法
・大量出稿、大物タレントなど、圧倒的物量で突破する POWER
・強硬突破で壁を貫通する IMPACT
・正攻法、共感、感動など、壁をゆっくり下ろす RELATION
・意外性など変化球で横から入る CURVE
・長期ブランド構築など、ゆっくり穴を掘る DRILL
・歴史の活用など、高いところから乗り越える POTENTIAL
・意外な展開で反射させて到達する REFLECTION
・どんでん返しなど、燃料を流し込んで起爆する BOMB
・「一瞬の笑い」「可愛さ」など、壁を一瞬だけ低くする SKIP
・不思議系、煙に巻くなど、壁をぼんやりさせる SMOKE
・気になる質問や間違いでおびき寄せる ATTRACT
第3章 11の手法で実際にクリエイティブをつくってみる
・「ど真ん中の圧倒的な力」でココロを動かす「POWER」
・「ギリギリの衝撃」でココロを動かす「IMPACT」
・「共感や納得・絆」でココロを動かす「RELATION」
・「目を引くものからの導入」でココロを動かす「CURVE」
・「変わらない本質」でココロを動かす「DRILL」
・「信じられる権威」でココロを動かす「POTENTIAL」
・「予想外な展開」でココロを動かす「REFLECTION」
・「あっ!と気づく仕掛け」でココロを動かす「BOMB」
・「緊張の緩和」でココロを動かす「SKIP」
・「わからないもの」でココロを動かす「SMOKE」
・「参加する楽しさ」でココロを動かす「ATTRACT」
コラム ラーメンにもクリエイティブ・サイエンス?
クリエイティブ・サイエンスのゴールデンルール
あとがき
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著者プロフィール
松井正徳(まつい・まさのり)
博報堂/ONE★PUNCH
クリエイティブディレクター/コピーライター
京都大学理学部を卒業後、博報堂に入社、コピーライターとなる。自ら考案した「クリエイティブ・サイエンス」を研究・実践。ACC賞、2018年度TCC賞など受賞多数。
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