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涙ながらに語る男性、結婚16年で授かった3人の子は全て他人の子―中国メディア

Record China / 2024年3月17日 13時20分

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江西省の県級徳興市出身の陳志顕さんは、時おり涙を流しながら話した。16年間の結婚生活で授かった3人の子はすべて他人の子であることが明らかになった。4人目の子も自分の子とは考えられないという。

江西省の県級徳興市出身の陳志顕さんは取材の記者に、時おり涙を流しながら話した。16年間の結婚生活で授かった3人の子は、すべて他人の子であることが明らかになった。さらに、4人目の子も自分の子とは考えられないという。

陳さんと元妻は、すでに離婚が成立した。元妻は裁判所の調停を受け入れて、陳さんに対して賠償金を支払い、不動産関連の請求を放棄して「身ひとつ」で出て行ったという。

陳さんが結婚したのは2007年12月だった。陳さんによると、相手の女性はすでに妊娠していた。その後にも、2人の子が生まれた。陳さんは輸送業に従事しており、帰宅するのは1カ月に2回か3回だけだった。陳さんは22年初頭に、妻に浮気の疑いがあると感じた。夫婦は口論になり、妻は末娘を連れて実家に戻った。陳さんは22年4月に、遺伝子の親子鑑定を行う企業に依頼したところ、3人とも陳さんの子ではないと判明した。「実の父」はWという男性と分かっているという。


陳さんは、元妻を相手に離婚についてだけでなく、子の養育費の支払いや人格権の侵害を理由に損害賠償を請求する裁判なども起こした。裁判では、陳さんの元妻は22年11月に第4子を出産したが、その際に付き添っていた男性はWだったという証拠も提出した。

陳さんの元妻とその母にも言い分がある。二人は、結婚の破局は元妻だけの落ち度によるものでなく、陳さん側の「男尊女卑」が問題の根本にあったと主張した。例えば陳さんは22年3月から4月にかけて、元妻やその母を殴り、母に軽傷を負わせた。さらに病院まで付き添っていった妻が帰宅した際には、家に入れなかった。二人はさらに、陳さんは家庭内で争いを起こし、元妻を人間扱いしなかったと主張した。

陳さんが起こした裁判に、元妻とその母親はいずれも出廷しなかった。裁判はすでに結審しており、現在は判決の言い渡しを待つ段階という。

陳さんは23年12月26日時点の取材に対しては「心を刀で刺されるような感じです。いつも涙を流して、酒でうさを晴らしています」と述べ、さらに元妻と元妻と不適切な関係にあった男性が処罰されてこそ、「私はこの苦痛を忘れることができます」と語った。陳さんは、民事裁判の次には、元妻とその相手を重婚罪で告発すると述べた。


法律の専門家からは、重婚罪を成立させるには、元妻と相手の男性が「夫婦同様に同居していたことがある」ことを証明せねばならないなどのハードルがあるとの指摘があった。しかし、「重婚の事実があった」と認定されれば、陳さんの元妻とその相手は「刑事犯」として扱われることになる。

しかし陳さんの親族の一人によると、陳さんはこれ以上の追及を断念したという。最近になり陳さんの父が病院に入院し、容態が思わしくないからだ。陳さんは父親の世話をせねばならず、父親が回復して退院しても、家族を養う現金収入を得るために、故郷を出て仕事をせねばならないという。(翻訳・編集/如月隼人)

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