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[音響機材・チョイスの勘どころ]アンプ内蔵DSPは“音質性能”と“使い勝手”にも要注目!

レスポンス / 2024年3月19日 19時0分

愛車のサウンドシステムのバージョンアップに興味を抱くドライバー諸氏に向けて、その思いを実行に移そうとするときに役立つ情報を多角的に発信している当コーナー。現在は「パワーアンプ内蔵DSP」の選び方のポイントを解説している。


さて、これまでは主に機能面での注目ポイントについて説明してきたが、「パワーアンプ内蔵DSP」を選ぶ際には、スペックには表れにくい部分にも着目すべきだ。スペック以外での注目ポイントは主には2つある。1つは「音質性能」で、もう1つは「使い勝手」だ。


というのも「パワーアンプ内蔵DSP」は、カーオーディオシステムに高度なサウンドチューニング能力を付与するアイテムだが、各機ごとで素の「音質性能」も変わってくる。「内蔵パワーアンプ」の質も機種ごとで異なり、デジタル信号をアナログ信号へと変換する部分や、それ以外の内部パーツによっても「音質性能」が変化する。


なので他のカーオーディオ機器と同様に、できれば試聴して選びたい。


だが実際には、試聴できる機器の数は限定的だ。試聴機が潤沢に用意されているショップは多くはないからだ。なので多くの機種の音を確認したいと思ったら、その機会を自ら作り出したい。馴染みのお店に通い、何らか「パワーアンプ内蔵DSP」を積んでいるユーザーカーが来店したらその音を聴かせてもらおう。さらにはショップでの試聴会やカスタムカーのショーやサウンドコンテスト等のイベント会場に足を運ぼう。そうすれば、多くの機種の音を聴ける。


または、多くのモデルの音を聴いたことがあるショップスタッフの意見も聞いてみよう。人から聞く情報はすべてを鵜呑みにはできないとはいえ、信頼のおける人の話は参考になる。


そして「使い勝手」も同様に、できることなら実機に触れて確認したい。なお、サウンドチューニング機能自体はショップにて設定してもらうケースが多いので、そこのところの「使い勝手」はそれほど気にしなくて大丈夫だ。気にするべきは、「コントローラー」の操作性だ。ボリュームやソース切換といった基本機能の操作性は、使いづらいと日々ストレスを感じることとなる。


なおコントローラーの「使い勝手」は、製品のグレードが変わってもメーカーごとで同様である場合がほとんどだ。なので、ブランドごとでチェックできればOKだ。


で、音が良いけれど操作性がイマイチな機種もあれば、音は普通ながら「使い勝手」が優れたモデルもある。どちらを取るかは人それぞれだ。じっくりと検討して、自分にとってのベストを探ろう。


今回は以上だ。次回からは、「パワーアンプ内蔵DSP」の注目機を紹介していく。お楽しみに。

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