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ベンソン・ブーンが語る、愛する人との別れを歌った「意味ある」一曲

Rolling Stone Japan / 2024年3月8日 17時0分

Benson Boone(Photo by Dennis Leupold)

アメリカ・ワシントン州出身のポップ・シンガー、Benson Boone(ベンソン・ブーン)。2021年に出演したオーディション番組「アメリカン・アイドル」ではケイティ・ペリーほか審査員たちをうならせる歌唱力でメディアからの注目を集め、同年リリースされたデビュー曲「Ghost Town」以来、順調にアーティストとしてのキャリアを積むベンソンだが「音楽の旅はまだ始まったばかり」と話す自身の心持ちからは音楽に対する向上心が伝わってくる。1月にリリースされた新曲「Beautiful Things」は自らの経験と感情が生んだ賜物で、ソーシャルメディアでも人気沸騰中だ。この春にはデビュー・アルバム「Fireworks and Rollerblades」のリリースとワールドツアーを控える彼の興奮に満ちた今の心境を聞いた。

―はじめまして。

インタビューを始める前にちょっと見て欲しいんだけど、このお菓子知ってますか?(取材陣に「フェットチーネグミ」のパッケージを見せる)オンラインで見つけて80個オーダーしたんですよ。めっちゃ美味しくて、毎日食べてます。日本のキャンディーはアメリカのより断然美味しいね。それだけ先に伝えたくて……改めて皆さん、どうも!

―それでは早速、始めましょう(笑)。まずはご自身のアーティストとしてのキャリアについて聞かせてください。音楽を始めたのはいつですか?

高校生の時ですね。歌を始めたのは今から4年前で、作曲を始めたのは2年半くらい前からかな。初めて書いたのは「Ghost Town」で、僕のアーティスト活動の中で初めてリリースされた曲です。それ以来、自分の作詞作曲のスキルは上がってきているとは思いますが、キャリアとして、そしてサウンドづくりとしての僕の旅は始まったばかりで、まだまだビギナーです。

―主にピアノで作曲されているとのこと。ピアノを始めたのはどういった経緯で?

僕には4人の姉妹がいて、彼女たちはピアノのレッスンを受けていたんですね。僕自身はレッスンを受けたくなかったから、最初は彼女たちが弾いているのを見ているだけだったんですけど、後に僕もやることになって。確か15歳くらいのときだったかな。でもその時はピアノを弾く機会というのはそんなになくて。歌を始めてから、よく弾くようになりました。ピアノを弾きながら歌っていると心地よくて。なので、大体の曲はピアノで作っていますね。「Beautiful Things」はピアノソングではないけれど、作曲自体はピアノからです。



―新曲「Beautiful Things」について聞かせてください。

これまで書いてきた曲の中でも最高の一曲になったと確信しています。とても大事にしている曲で、意味のあるものになりました。

―その”意味”というのは?

「Beautiful Things」は、自分の人生の中でかけがえのないと思える人やものを失った時の痛みや喪失感について歌っています。自分自身、愛する人との別れという辛い経験をして、その時に込み上げてきた強い感情からこの曲が生まれたんです。



―サビの”Dont take these beautiful things that Ive got”が特に印象的です。このパートの制作アイデアはどこから生まれたのですか?

実はサビのコーラスパートと、他のメロディーパートは別々に作っていました。この曲の歌詞を書く前の作曲段階で、スタジオでランダムに歌っていたときに出てきたワードが、このサビの最初の歌詞(Dont take these beautiful things that Ive got)だったんです。それがこの曲に自然にフィットして。自分でも気に入っているパートです。

―TikTokをはじめソーシャルメディアでも盛り上がりを見せていますが、どのようなお気持ちですか?

すごく嬉しいし、誇りに思います。この曲を作った時、インターネットを使って色々なことができるなと思っていました。でも、どうしたらうまくいくかなと考えていたところで。少しずつバズり始めた時にめちゃくちゃ興奮したし、自分でもできる限りのことをしようと思ってこの曲を使ってソーシャルメディアに投稿し続けました。

―影響を受けたアーティストはいますか?

インスパイアされてきた音楽はたくさんあります。1人のミュージシャンに影響されていているというよりは、その時々で影響される音楽やジャンルは違って。でも、何人かのミュージシャンには僕が音楽を始めた頃からずっとインスピレーションを感じていますね。例えば、スティービー・ワンダーやビリー・ジョエル、アデル、サム・スミス、あとジョン・ベリオン。彼らには、僕が音楽を作る上でだいぶ影響を受けています。

―自身の音楽キャリアで目指すゴールとは?

大規模なツアーをすることです。ツアーは、僕のキャリアの中でも一番好きな取り込みで。できるだけたくさんの国でツアーをして、より大きい会場で、より良いライブを届けたい。ニューヨークのマディソン・スクエア・ガーデンのステージに立つことは夢の一つで、その日が来るのが待ち遠しいです。

―4月からはワールドツアーが始まりますね。楽しみにしていることはありますか?

ステージに立って、オーディエンスのみんなの顔が見られることです。いつもソーシャルメディアを通して、ライブ後のみんなのコメントや反応を見てるんです。ライブでみんなと対面で会えることが、ツアーの何よりの楽しみですね。

https://wmg.jp/bensonboone/

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