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『水ダウ』清春の新曲は初級レベル…ファンが選ぶ“ガチで聞き取れない”黒夢・SADS・清春の曲ベスト3

集英社オンライン / 2024年3月20日 18時0分

3月13日放送の『水曜日のダウンタウン』(TBS系)でアーティスト・清春の新曲「霧」をリスニングして書き起こすというシンプルな企画が異常な盛り上がりを見せている。しかし、話題となる一方でファンの見解は少し違っていた…。

【画像】黒夢の非売品ガチレアなC D

『水ダウ』清春企画にファンの見解は…

3月13日放送の『水曜日のダウンタウン』(TBS系)で、「清春の新曲、歌詞をすべて書き起こせるまで脱出できない生活」が実施された。かつて『黒夢』、『SADS』などでヒット曲を連発した、アーティスト・清春の最新曲をリスニングして、歌詞の書き起こしに挑戦するという企画だ。

一見するとなんてことない企画のようにも感じるが、清春のクセが強すぎる歌い方の影響で難易度がすさまじいことになり、視聴者もこぞってリスニングしようとテレビに釘付けになるほどのおもしろ回となった。

この企画に挑戦したのはお笑いコンビ・きしたかのの2人。「清春荘」という部屋に閉じ込められて、ひたすら清春の新曲を聞いては、歌詞の書き起こしをしていくことに。

しかし正攻法ではどうやっても無理と判断し、番組が用意した内職をすることで“お金”を稼ぎ、ヒントを購入。その過程で、なんと清春本人が登場して、歌詞に関するヒントを2人に与えるという、サプライズもあった。結局、きしたかのは61時間をかけて清春の新曲「霧」を完璧に書き起こし、この生活から脱出することに成功した。

この放送は、毎度話題をもたらす『水ダウ』の中でも大きな反響をもたらし、SNS上では〈清春さんの歌詞書き出しめちゃくちゃ笑った。こんなに笑ったの久々だなー〉〈水ダウで初めて清春さん知った 好きになりそう てかカッコイイ〉〈面白すぎたぁ。清春を知らない母と歌詞当てクイズをしてました〉と、トレンドを席巻した。

『水ダウ』では以前からも、清春のクセが強い歌い方に関する“説”を何度か取り上げてきたが、放送1回分がまるまる清春だったのは初めてのこと。かなり挑戦的な企画であったが、この視聴者も参加できる構成が大ウケした。

ところで、この超難問ともいえるクイズだが、実は清春ファンの間では、それほど難易度は高くないという。「今回の新曲『霧』は、清春の歌、聞き取り問題としては初級から中級程度です」と、話すのは、ライブにも通っている清春ファン歴15年以上の男性だ。

そこでこのファン歴15年の男性に、「本当に難しい清春の曲」を、黒夢、SADS、ソロ曲の中からそれぞれ紹介してもらった。

何時間かけても聞き取り不可能な難曲

「SADSはまず、大ヒット曲『忘却の空』がそもそも全然聞き取れないと言われていますよね。実際、『水ダウ』でも以前、“SADSの『忘却の空』サビを一発で聞き取れる人、0人説”が検証されていました。『だからVELVET(ベルベット)の空の下~♪』というフレーズなどは確かに、そもそも“VELVET”という言葉を知らないとリスニングが全然できない点で、難しかったです。

ただ、そんな『忘却の空』をはるかに凌駕するのが、2000年に発売されたSADSの3rdシングル『赤裸々』。清春の特徴的な巻き舌がかなり強く出ているうえ、とにかく早口で歌い上げるため、難易度は今回放送された『霧』の比ではない。『霧』の難易度を100とするなら、『忘却の空』は40程度で、「赤裸々」は1000以上はある。これに挑戦したら、1か月以上の監禁生活になったでしょう」

続いては、黒夢の難しい曲。『水ダウ』では以前、2014年に発売された曲「Reverb」の聞き取り問題が出題され、その難易度が話題となったが…。

「こちらはファンの間でも、『Reverb』が最難関レベルという認識であっています。基本的には後期になるほど歌い方のクセが強くなっていて、現状は『Reverb』が、黒夢名義として正式にリリースした最後のシングル曲ですからね。

ちなみに、1998年にリリースされた黒夢の大ヒット曲『MARIA』は当時、歌詞カードなしで発売されました。これは、清春が『カラオケで歌ってほしくない』と考えたことが理由だったそうですが、この際、はからずともファンの間では、歌詞を聞き取ることを求められる、“水ダウ状態”になってしまったのです」

そして最後は、いまなお、新曲を作り続けている清春(ソロ)の曲だ。

「ソロは自由度が高く、また実験的な曲も多いため、さまざまなベクトルから難易度が高い曲が多いです。そんな中でも個人的に推したいのが、2005年にリリースされた『wednesday』。この曲の凄いのは、かなりスローテンポな歌にも関わらず、歌詞が全然聞き取れないこと。

ある意味で、清春節を一番感じられる曲ともいえますね。なんてことない日本語部分すら聞き取るのが難しいうえ、『絵型にfloral powder(フローラルパウダー)を背中にoral flower(オーラルフラワー)』といった、聞き馴染みのない独特の言葉まで登場するため、リスニングだけで書き起こするのは実質不可能。『水ダウ』で挑戦したら、一生かけても部屋から脱出できないことになりそうです」

そんな清春は、3月20日に新アルバム「ETERNAL」を発売し、同月25日から48会場全61公演を回る超ロングライブツアー「清春 debut 30th anniversary year TOUR 天使ノ詩 NEVER END EXTR」が始まる。清春は、まだリリースされていない新曲をライブでいきなり披露することがよくあるので、ファンは耳が鍛えられている。

そんなガチ清春ファンに向けた高難度のリスニング企画が実現することを、かつての少年は夢見てる、いつまでも。

取材・文/集英社オンライン編集部

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