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【再延期】NASA有人宇宙飛行「Crew-8」ミッションは2024年3月4日に打ち上げ予定

sorae.jp / 2024年2月28日 8時34分

【最終更新:2024年3月3日10時台】打ち上げ目標日時が再設定されたことを受けて内容を一部変更しました。

アメリカ航空宇宙局(NASA)は米国フロリダ州のケネディ宇宙センターで日本時間2024年3月4日12時53分に有人宇宙飛行ミッション「Crew-8(クルー8)」の打ち上げを予定しています。

【▲ Crew-8ミッションの宇宙飛行士。左から:グレベンキン飛行士、バラット飛行士、ドミニク飛行士、エップス飛行士(Credit: SpaceX)】【▲ Crew-8ミッションの宇宙飛行士。左から:グレベンキン飛行士、バラット飛行士、ドミニク飛行士、エップス飛行士(Credit: SpaceX)】

Crew-8ミッションではアメリカのマシュー・ドミニク(Matthew Dominick)宇宙飛行士、マイケル・バラット(Michael Barratt)宇宙飛行士、ジャネット・エップス(Jeanette Epps)宇宙飛行士、ロシアのアレクサンドル・グレベンキン(Alexander Grebenkin)宇宙飛行士がスペースXのクルードラゴン宇宙船「エンデバー(Endeavour)」に搭乗し、国際宇宙ステーション(ISS)へ向かいます。パイロットを務めるバラット飛行士はこれまでにソユーズ宇宙船とスペースシャトルで2回の飛行経験があり、2009年3月~10月にかけてISSに長期滞在した経験もあります。他の3名は今回が初の宇宙飛行です。

NASAによると、Crew-8のクルードラゴン宇宙船は打ち上げ翌日の日本時間2024年3月5日17時頃にISSとドッキングする予定で、4名は長期滞在クルーとしてISSに約6か月間滞在します。当初Crew-8は日本時間2024年3月1日に打ち上げが行われる予定でしたが、飛行経路上で悪天候が予想されることから3月3日へ一度延期された後、やはり天候条件が理由で3月4日へ再び延期されています。

なお、現在ISSに滞在している宇宙航空研究開発機構(JAXA)の古川聡宇宙飛行士ら「Crew-7(クルー7)」ミッションの4名は、Crew-8のISS到着と前後してクルードラゴン宇宙船「エンデュランス(Endurance)」でISSを離れ、地球に帰還する予定です。

【▲ Crew-8ミッションのクルードラゴン宇宙船を搭載したスペースXのファルコン9ロケット。2024年2月26日撮影(Credit: SpaceX)】【▲ Crew-8ミッションのクルードラゴン宇宙船を搭載したスペースXのファルコン9ロケット。2024年2月26日撮影(Credit: SpaceX)】

 

Source

NASA - NASA’s SpaceX Crew-8 Mission (NASA Blogs)

文/sorae編集部

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