1. トップ
  2. 新着ニュース
  3. ライフ
  4. ライフ総合

東大合格者が“ムダだと感じた”教育課金。「いつでも受けられる」が逆効果に

日刊SPA! / 2024年3月3日 15時54分

ただ、この仕組みが合格した東大生のためになったかと問われると、はなはだ疑問に思えます。ほとんど姿を現さない一部のエリートが勝ち取った実績を高々と宣伝し、純粋にその合格実績を見て加入してくるような方々もいるはず。いったい、何を信じればいいのでしょうか。

とはいえ、同じようなことは、どこの予備校もやっていることです。各予備校の東大合格者数を足すと、その年の東大生の数を大きく上回ります。このような「宣伝用の特待生」制度は、程度の問題なのかもしれません。

ですが、どうしても私には、「在籍だけしている特待生」の合格実績をひけらかすことには、抵抗を感じられるのです。このからくりを知らない、特に地方の方々は、どのように受験に太刀打ちしていけばいいのでしょうか。これからは、受験業界もモラルが試されます。

【布施川天馬】
1997年生まれ。世帯年収300万円台の家庭に生まれながらも、効率的な勉強法を自ら編み出し、東大合格を果たす。著書に最小限のコストで最大の成果を出すためのノウハウを体系化した著書『東大式節約勉強法』、膨大な範囲と量の受験勉強をする中で気がついた「コスパを極限まで高める時間の使い方」を解説した『東大式時間術』がある。株式会社カルペ・ディエムにて、講師として、お金と時間をかけない「省エネ」スタイルの勉強法を学生たちに伝えている。(Twitterアカウント:@Temma_Fusegawa)

―[貧困東大生・布施川天馬]―

この記事に関連するニュース

トピックスRSS

ランキング

記事ミッション中・・・

10秒滞在

記事にリアクションする

記事ミッション中・・・

10秒滞在

記事にリアクションする

デイリー: 参加する
ウィークリー: 参加する
マンスリー: 参加する
10秒滞在

記事にリアクションする

次の記事を探す

エラーが発生しました

ページを再読み込みして
ください