シリコンバレー帰りの資産3億円投資家が豪語「米株バブルはこれから。AI関連で10倍を狙える」。特に熱い4ジャンルとは?
日刊SPA! / 2024年4月12日 16時0分
米国の時価総額3位に躍り出たエヌビディアをはじめ、AI関連米国株の勢いが凄い。では、“爆騰モード”と化しているAI関連企業群のなかでもハイパフォーマンスを示し、「これから10倍」を叶える銘柄は何か。
その答えを得るべく意見を求めたのは、資産3億円の米国株投資家として知られるPAN氏だ。投資家としての実績だけでなく、元々はシリコンバレーの米テック大手で現地社員として6年間勤務し、その後日本法人のマーケティング責任者を勤めた人物である。
テック業界最先端で研鑽を積んだ人物なだけに、「このサービスが来る」という審美眼は確かなもの。新型コロナ禍でテレワークが広まる前にZOOMに注目し、「恐らく日本人で初めて大々的にZOOMを紹介した投資家」としても知られる。
そんなITと米国株に精通する男は、米国株の行方やAI関連銘柄をどう読むのか。注目すべきセクターや銘柄について徹底分析してもらった。(連続インタビュー1回目)
◆現在の米国株は「1995年」の状況に似ている
2024年現在の米国株の状況は、1995年とよく似ていると思います。当時はWindows95が登場し、一部の人だけが使っていたインターネットが一般にも広くいき渡り、関連するインターネット企業とサービスがどんどん誕生。ネット企業が次々に上場を果たし2001年には「ITバブル」となりました。
それと同様に、これから広まっていくのは生成AIです。生成AIを用いることでさまざまなクリエイティブが可能になっていきます。世の中を変えるサービスが生まれ広まり、関連するハイテク関連企業が上場していくと思います。
そして、1995年から2000年代初頭にかけてS&P500はバブルになっていったのですが、その際のPERは30倍強でした。現在のS&P500のPERは24倍です。つまり、まだ米国株はバブルではなく、“バブル前夜”です。利下げをしても今後5年くらいはハイテク関連の株価は期待が持てます。
私たちは今、バブルの入口に居るのだと思います。急激に株価が上昇するような局面は人生でそう何回もあるわけではありません。今、バブル前夜ならば乗るべきだと思います。
◆どんな技術が世の中に受け入れられるのか?
私が米国株投資を始めたのは10年以上前のこと。それ以前はは主にFXでの高金利通貨を取引していました。しかし、リーマン・ショックで高金利通貨も暴落。大きな損失を出しいったん退場しました。
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