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25年の主役は?大相撲初場所 24年優勝力士が全員集合!照ノ富士は3場所ぶり出場

スポニチアネックス / 2025年1月11日 4時40分

3場所ぶりに出場する照ノ富士

 日本相撲協会は10日、大相撲初場所(12日初日、東京・両国国技館)の取組編成会議を開き、初日と2日目の取組を決めた。2場所連続全休明けの横綱・照ノ富士(33=伊勢ケ浜部屋)の出場が決定。歴史的な新入幕Vを果たした尊富士(25=同)ら、24年の優勝力士が全員集合となった。琴桜(27=佐渡ケ嶽部屋)と豊昇龍(25=立浪部屋)は綱獲りを懸けて登場し大の里(24=二所ノ関部屋)の巻き返しも必至。新旧実力伯仲の25年、主役の座をつかむのは?

 照ノ富士の出場が決まり、昨年名古屋場所以来3場所ぶりに初日に横綱、大関が勢ぞろいとなった。一人横綱として20場所目。慢性化した両膝痛や糖尿病など、体調面に不安を抱える中での再起の土俵となる。初日の相手は不戦敗を除けば10戦全勝と圧倒している若隆景。高田川審判部長(元関脇・安芸乃島)は「横綱が出ることで土俵が引き締まり、雰囲気も変わってくる。凄く注目される初場所だ」と期待感をにじませた。

 横綱の出場で昨年の優勝力士4人がそろった。九州場所千秋楽の相星決戦で優勝を争った琴桜と豊昇龍は綱獲りの大事な場所となる。琴桜はこの日、千葉県松戸市の佐渡ケ嶽部屋で四股などの基礎中心に最終調整。初の綱獲りにも「目の前の一番をしっかりやっていく。誰が相手とかは関係ない。自分の相撲を取るだけ」と泰然自若を貫いた。

 昨年春場所で110年ぶりの新入幕Vを果たした尊富士は、一度はケガで十両に落ちていたが、再入幕の九州場所で10勝を挙げ再び上昇気流に乗った。さらにはスピード出世で番付を駆け上がり、将来を嘱望される大の里も大関2場所目で巻き返しを期している。

 昨年は28年ぶりに全6場所で札止めの盛況だった。初場所のチケットも既に完売。「目の肥えたお客さんの期待がチケットにも表れているのでは」と春日野事業部長(元関脇・栃乃和歌)は分析する。バラエティー豊かな多士済々なつわものが集う中、大黒柱の横綱が壁となるのか、それとも大関陣が突き破って新時代の幕開けを宣言するのか。日本相撲協会は今年、財団法人設立100周年の節目。新年初笑いは果たして誰か――。

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