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「イ・ミンホもキム・スヒョンも俺のもの!」新韓流を主導する中国の本音とは?

THE FACT JAPAN / 2015年5月18日 15時9分

中国最大の検索サイト百度(バイドゥ)は韓流スターの定義と共に韓流スター15人の顔写真を掲載した。|THE FACT DB

「韓国以外の国で人気のある韓国スター 」中国最大の検索サイト百度(バイドゥ)に上がっている韓流スター(韓流明星)の定義だ。珍しくも中国で人気がある韓国スターではなく、韓国に限らず他の地域でも広く人気を博している韓国スターと釘を刺している。
それとともに、15人の韓流スターの写真を掲載した。キム・ヒソン、イ・ビョンホン、ソン・スンホン、ペ・ヨンジュン、イ・ヨンエ、チェ・ジウ、チャン・ドンゴン、キム・テヒ、ソン・ヘギョ、チャン・グンソク、チョン・ジヒョン、ハン・チェヨン、キム・スヒョン、ソ・ジソブ、イ・ミンホ。彼らの面々を見れば、このような“韓流スター”の定義はある程度一致する。
ところが、もうずいぶん前から中国で縦横無尽の活躍を見せているチャン・ナラやチュ・ジャヒョン、パク・ヘジンなどは抜けている。同じ女優のキム・ヒソン、イ・ヨンエ、ソン・ヘギョのネームバリューは、誰が見ても韓国での基準。中国大陸があまりにも広くて人も多く、地域ごとに若干の違いもあったりするが、この点から見れば、確かに意外だ。
表だけでは、中国は韓流スターに非常に淡々とした態度だ。自国民が熱狂する韓国のスターに“気に入らない”という嫉妬の思いをすることまではしないだろうが、アジア全域を越えて世界的な人気を博する韓流スターらを羨ましがる気持ちもあるだろう。これが、おそらく彼らが淡々としたふりをする理由でもあるし、一部的であるが、反韓流や嫌韓流の口実にもなるだろう。


実際にもそうなのか。現実は全然違う。韓流スターをめぐって行われる中・韓両国の水面下の接戦はすでに山場に達したような雰囲気だ。特に中国は、ほぼ血眼になっているという感じ。
歌手兼俳優のRAIN(チョン・ジフン)は、今年放送される40部作の中国ドラマ「ダイヤモンドラバー」(克拉戀人)に出演し、60億ウォン(約6億6千万円)のギャランティをもらった。RAINが韓流スターとして認められているとはいっても、中国での初ドラマとしては破格である。
中国が主導的に韓流スターを吸引する理由は簡単だ。過去とは異なり、将来的に価値があれば思い切って投資する。RAINは10年前の2004年、アジア全域で大ヒットを記録したKBS2TVドラマ「フルハウス」の男主人公であり、ヒロインのソン・ヘギョはすでに中国ファンの偶像になった。自然にまだ満開していないRAINの可能性を高く評価したわけだ。
キム・スヒョンは、中国が注目している最もホットな韓流スターに挙げられる。 先週初放映された新ドラマ「プロデューサー」はキム・スヒョンが出演したことだけで、中国ですでに先行販売される珍しい風景まで見えた。彼をアジアの王子さまにつかせたSBSドラマ「星から来たあなた」のパク・チウン脚本家と息を合わせることも影響したはず。中国の放送局<安徽省TV>も、過去2012年に放映されて視聴率40%を超えたキム・スヒョン主演のMBCドラマ「太陽を抱く月」を最近ゴールデンタイムの夜10時に編成した。

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