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【新日本】辻陽太 王座解体への思い激白「新日本にとって不変的なものはIWGPヘビー級のベルト」

東スポWEB / 2024年4月5日 20時57分

前日会見に登場したIWGP世界ヘビー級王者・内藤哲也(左)と、今春のNJC覇者・辻陽太

新日本プロレス6日両国国技館大会でIWGP世界ヘビー級王者・内藤哲也(41)に挑戦する「NEW JAPAN CUP」覇者・辻陽太(30)が5日、ベルト解体への思いを激白した。

NJCを制し新時代の扉を開いた辻は、両国で内藤とのロス・インゴベルナブレス・デ・ハポン同門王座戦に臨む。ベルトを奪取したあかつきには、2021年3月にIWGPヘビー級とIWGPインターコンチネンタルが統一されて誕生したIWGP世界王座の分解という青写真を明かしている。

この日の公開調印式に出席した辻は、自身の野望に対する思いを語った。「この世界にはある一つのルールがある。変化に適応できたものだけが生き残るということ。でもその世の中で不変的なものもあると俺は思ってます」と語り始めると、電話の発明からスマホへの進化を例示。

「形は変わって進化していった。でも、最高のコミュニケーションツールは、人と人との会話。それは変わらない価値だと思ってます。新日本プロレスにとって、その不変的なものはIWGPヘビー級ベルトだと思います。誰もがIWGPヘビー級のベルトを最強と信じ、目指していた。でも、世界ヘビーとなり、その価値は少し変わってしまったように感じるんです。変化してそれが間違っていたのなら、それを認めて戻すこと。それも生き残るための変化なんじゃないかと思います」と持論を展開した。

その上で「新日本プロレスの価値を守るため、新日本プロレスのために俺は明日、内藤哲也に勝たないといけないと思います」と言い切った。

これに対し、王者の内藤は「辻陽太のすごいところは、NJCで結果を残し、お客さまからの期待感を集め、IWGPを取った後の明確なビジョンがあり、自分の言葉を持っている。これってなかなかできることじゃなくて、期待せずにいられない。素直にそう思いますよ」と挑戦者を絶賛。

さらに「ベルトをどう扱うかは、王者の意向が反映されるものだと思ってるわけで。解体したいならすればいいよ。ただし、明日俺に勝ったらの話だけどね」と、迎撃に自信をのぞかせた。

カリスマ的な人気を誇りプロレス界の頂点に君臨し続けてきた内藤と、新世代のトップに立った辻の王座戦は、団体の未来を占う上で重要な一戦となる。

「さらに大きな辻陽太を生み出すために、今俺がここで大きな壁にならないといけない」と豪語する内藤に対し、辻は「俺はこの勢いを止めたくないし、止めるつもりもない。俺はここでベルトを取らないといけないと思っている。意見はぶつかりますけど、俺は止まる気はないです」とキッパリ。

さまざまな思いが交錯する両国決戦の結末は、果たして――。

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