【手相 人相 長寿の秘訣】二重感情線は耳の病気か、腎臓にも注意が必要

「複雑な感情線と健康運」

小指の付け根から人さし指と中指の間に向かって伸びるのが感情線。文字どおり、その人の性格や他人に対する態度を読みとれる。だが、それだけでなく健康について警鐘を鳴らしてくれる部分でもある。

感情線が周囲の線をものともせず、はっきり伸びている人は、心も体も健康な状態だ。感情線に沿って、うっすらと、時にはハッキリと、もう１本の線があると二重感情線と呼ばれ、耳の病気が考えられる。人によっては腎臓病にも注意が必要で、当然、お酒の飲み過ぎには用心してほしい。

感情線、とくに薬指の下あたりに島（円形や楕円形に膨らんだ部分）があれば、眼病や腎臓病が心配だ。自覚症状がなくても病気が進行している可能性もある。少しでも違和感を覚えたら受診したほうがいい。

くねくね曲がっている感情線の人は刺激やスリルを求めるタイプ。平凡な日常に飽き足らず、仕事でもプライベートでもチャレンジしたがる。海外旅行先で珍しい料理を食べて腹を壊したり、初対面の異性と深い関係になって病気に感染したりする危険もある。好奇心旺盛はけっこうだが、健康に生きていくためには、ある程度の慎重さも忘れずに。

切れ切れになっている感情線は、気分屋のあらわれ。なかには、普段は穏やかなのに、怒り出すと手がつけられない人もいる。血圧が上がり、心臓に負担がかかるから、健康の秘訣は冷静さを保つことといえそうだ。

感情線の先が分かれていて、気になる人がいるかもしれないが、口下手で内気な性格を伝えるもので、病気の心配はない。

感情線が鎖状になっているのはリーダータイプ。体よりも精神的なストレスに悩まされそうだ。

◆ジャン・ルイ・松岡 早稲田大学卒。人相、手相、占星術、四柱推命術などを学び、著書に「動物性格占い」「誕生花＆誕生石物語３６６」「血液型別星占い」などがある。