中居正広「芸能活動支障ない」発言の謎 Ｘ子さんの〝温情措置〟が影響か

中居正広

タレントの中居正広（５２）の不可解な声明が物議を醸している。示談の成立により今後の活動継続を明言したことだ。多くの人から疑問の声が上がる中、いったい何があったのか――。

中居は２０２３年にＸ子さんとの間でトラブルを起こして９０００万円の解決金を支払ったと昨年１２月、ＮＥＷＳポストセブンで報じられた。これ以降、テレビのレギュラー番組全５本で放送休止や他番組への差し替え、収録取りやめが相次いでいる。

本人は同年１２月に有料会員サイトで謝罪した後、沈黙を守っていたが、９日、公式サイトで謝罪声明を発表した。その中の一文「示談が成立したことにより、今後の芸能活動についても支障なく続けられるようになりました」が物議を醸している。

紀藤正樹弁護士は同日、Ｘ（旧ツイッター）に「リスク回避の観点」からみると、くだんの一文について「不要ないし誤解を招くと思います」と指摘した。元テレビ朝日局員の玉川徹氏も１０日放送のテレ朝系「羽鳥慎一 モーニングショー」で「この一文をなぜ入れたんだろう」と切り出し、「芸能人の仕事は、自分が仕事ができるということ、依頼があるということ、両方があって成立する」と話した。

お笑い芸人のほんこんも１０日、自身のユーチューブチャンネルで「なんで書いたんかな。これは各テレビ局やスポンサーが決めることであって、言わん方がよかったと思います」と首をひねった。

そんな中、複数の関係者から「中居さんが相手女性とそれぞれの代理人弁護士を交えてやりとりする中で、中居さんの芸能活動休止、芸能界引退は求めないと確認したため、声明でくだんの一文が盛り込まれたのでは」といった声が上がっている。

Ｘ子さんの知人は「（女性は）もともと中居さんのファンではありません。それでも、中居さんには多くの熱狂的ファンがいることを当然知っている。今回のトラブルは絶対に許せないけど、活動休止、引退までは…と思っていると一定の〝温情〟はあったと聞きました」と語った。

中居の代理人弁護士に一文が盛り込まれたのはＸ子さんとの間で活動休止、引退を求めないと確認したことが理由か？と質問したが、折り返しは得られていない。

謝罪で騒動のさらなる〝延焼〟を食い止めたかったが、より説明が望まれる事態になった。