中大は大逃げ〝パンサラッサ戦法〟で総合5位に躍進「来年はぜひ頂点に」【検証・箱根駅伝#5】
東スポWEB / 2025年1月11日 6時13分
今年の東京箱根間往復大学駅伝競走(箱根駅伝)で注目各校を検証する短期連載全6回の5回目は、1区で大逃げの〝パンサラッサ戦法〟で総合5位と躍進した中大を取り上げる。
スタート直後に吉居駿恭(3年)が集団から飛び出し、失速することなく2位と約1分30秒の差をつけて2区の溜池一太(3年)にたすきを渡した。3区でも本間颯(2年)が区間賞と好走し、5区途中まで首位をキープし往路2位でゴール。復路もチーム一丸の走りで総合5位と健闘した。
2022年大会でも、2学年上の兄・吉居大和(現トヨタ自動車)が1区区間新記録の走りで大逃げに成功しており、兄弟そろって同じ区間で圧巻の走りを披露。吉居は「スローペースの展開になって前に出たところで後ろが離れてくれたので、気持ちよく走れた。1区の仕事を果たせて良かった」と納得の表情を浮かべた。
今大会中には中大エースの走りからX(旧ツイッター)で、大逃げ戦法で知られ、23年末に引退したGⅠ2勝の競走馬「パンサラッサ」がトレンド入り。「中央大の吉居くんパンサラッサって言われてんの笑った。たしかにすさまじい大逃げだったわ」などと吉居の走りを逃げ馬に見立てて、称賛する声が相次いだ。
また「パンサラッサかツインターボ。あるいはサイレンススズカ並みに逃げを打つじゃん吉居君」との声もあり、競馬ファンからも吉居の走りは注目を集めた。
大会後に藤原正和監督(43)は「主導権を握ると、こんなにも駅伝が楽なのかと非常に感じた。来年はぜひ頂点に挑戦したい」と力説。来季も大逃げで〝中大旋風〟を巻き起こせるか。
外部リンク
この記事に関連するニュース
-
【箱根駅伝】総合5位の中大・藤原監督 8区で苦戦の佐藤大介に「今日起きたことは使った私の責任」
東スポWEB / 2025年1月3日 21時4分
-
【箱根駅伝】城西大1区・久保出雄太は〝内藤信者〟「トランキーロ、あっせんなよと思いながら走っていた」
東スポWEB / 2025年1月3日 5時9分
-
【箱根駅伝】1区から首位を維持する古豪・中大にエールの嵐「このまま往路優勝だ~!」
東スポWEB / 2025年1月2日 11時39分
-
【箱根駅伝】中大・吉居駿恭〝大逃げ〟で区間賞 兄・大和との掛け合いには照れ笑い
東スポWEB / 2025年1月2日 9時44分
-
【箱根駅伝】1区序盤は〝1+団子状態〟 中大・吉居の独走に「競馬で見た事ある風景」の指摘
東スポWEB / 2025年1月2日 9時4分
ランキング
-
1【卓球】ケガから完全復活を目指す早田ひな 3回戦で敗退も王国が熱視線「まだ回復傾向にあるが…」
東スポWEB / 2025年1月10日 21時3分
-
2「早く信頼されるように」FC東京を率いる松橋力蔵監督、就任の決め手はクラブの熱意「僕の心が動いた」
超ワールドサッカー / 2025年1月10日 22時50分
-
3やり投げ元日本女王・佐藤友佳が引退 9月東京で世界陸上も「怪我や気持ちの面で折り合わず」
THE ANSWER / 2025年1月10日 15時26分
-
4DeNAが三森を獲得したワケ「数年前からぜひ」 本部長が期待する競争&“勝者のメンタル”
Full-Count / 2025年1月10日 18時52分
-
5ソフトバンク ドラ5岩見へ、愛工大名電の先輩・工藤氏&同じ滋賀県出身の松田氏がエール
スポニチアネックス / 2025年1月11日 6時3分
記事ミッション中・・・
記事にリアクションする
記事ミッション中・・・
記事にリアクションする
エラーが発生しました
ページを再読み込みして
ください