「かっぱ寿司」のカッパ・クリエイト、既存店売上高が2カ月ぶりにプラス成長回復(2019年8月)
LIMO / 2019年9月8日 9時20分
「かっぱ寿司」のカッパ・クリエイト、既存店売上高が2カ月ぶりにプラス成長回復(2019年8月)
注目小売店月次実績シリーズ
シリーズでお伝えしている「注目小売店月次実績」。今回は回転寿司チェーン店「かっぱ寿司」を運営するカッパ・クリエイト(7421)の、2019年8月の月次動向及び過去実績、また過去1年の株価動向について振り返ってみましょう。
直近の月次実績はどうであったか
2019年9月3日に更新されたカッパ・クリエイトの2019年8月既存店売上高は、対前年同月比105.2%とプラス成長になりました。内訳は客数が102.1%、客単価が103.1%でした。
全店舗売上高も102.6%で、既存店・全店ともにプラス成長となりました。
今期の既存店売上高の振り返り
では、これまでの同社の既存店売上高はどう推移してきたのでしょうか(同社は3月決算)。
既存店売上高は、上期5ヶ月が経過する中、マイナス成長は7月の1ヶ月のみと好調です。客数は4月・7月がマイナスとなりましたが、客単価は全ての月でプラスを維持しています。
一方、全店売上高はプラス月2ヶ月に対して、マイナス月が3ヶ月とマイナス月が先行。客単価は毎月プラスの一方で、客数のプラス月が5月のみであり、既存店同様客数の推移が注目される状態です。
過去1年の株価動向
最後に同社の株価動向を見ていきましょう。
同社の株価は2018年半ばから、上限1,500円付近、下限1,300円付近の間でレンジ相場を形成中です。現在はレンジ相場の中央付近、1,400円前後の狭い値幅での取引が継続しています。
既存店売上高は堅調ですが、全店売上高はマイナス月が先行しています。客単価がプラスを維持する中、客数の上下に売上高が左右されている状態にあります。今後の客数の推移及び集客施策が注目されます。
参考資料:月次売上推移速報(http://www.kappa-create.co.jp/monthly2019/)
外部リンク
この記事に関連するニュース
-
コンビニ売上高0.4%増 3月、温かい麺や飲料好調
共同通信 / 2024年4月22日 15時57分
-
3月コンビニ既存店売上高は前年比0.4%増、4カ月連続のプラス
ロイター / 2024年4月22日 15時24分
-
なぜ、セブンで149円の「パン」が売れているのか? 背景にある“切実”な事情とは
ITmedia ビジネスオンライン / 2024年4月12日 6時30分
-
長崎ちゃんぽん「リンガーハット」が値上げで客離れ…フードコート依存からロードサイド型への転換に光はあるのか
集英社オンライン / 2024年4月3日 8時0分
-
ユニクロ、3月国内既存店売上高は前年比1.5%減 春物伸び悩み
ロイター / 2024年4月2日 15時20分
ランキング
-
1突然現場に現れて「良案」を言い出す上司の弊害 「気になったら即座に直したい」欲求への抗い方
東洋経済オンライン / 2024年4月26日 9時0分
-
2なぜ歯磨き粉はミント味? ヒット商品の誕生には「無駄」が必要なワケ
ITmedia ビジネスオンライン / 2024年4月26日 8時0分
-
3濃口醤油と淡口醤油、塩分が高いのはどっち?…醤油の「色の濃さ」と「味の濃さ」の知られざる関係
プレジデントオンライン / 2024年4月26日 8時15分
-
4「加賀屋」50歳の元若女将が選んだ"第2の人生" 震災からの復興への道、仕事術について聞く
東洋経済オンライン / 2024年4月26日 13時0分
-
5円安、物価上昇通じて賃金に波及するリスクに警戒感=植田日銀総裁
ロイター / 2024年4月26日 18時5分
記事ミッション中・・・
記事にリアクションする
記事ミッション中・・・
記事にリアクションする
エラーが発生しました
ページを再読み込みして
ください