1. トップ
  2. 新着ニュース
  3. ライフ
  4. ライフ総合

【クリスマスローズの育て方】大人っぽい雰囲気で人気!毎年咲く楽しみも

LIMO / 2021年12月26日 9時15分

写真

【クリスマスローズの育て方】大人っぽい雰囲気で人気!毎年咲く楽しみも

根強いファンが多い、人気の冬の花クリスマスローズ。

憧れの花として名前が挙がることも少なくないクリスマスローズですが、育てるのは難しそう…とためらう人も多いのではないでしょうか?

クリスマスローズは、初心者でもポイントを押さえれば育てられます。今回は、クリスマスローズの育て方のポイントを解説します。

クリスマスローズの基本情報

LesiChkalll27/Shutterstock.com

キンポウゲ科クリスマスローズ属(ヘレボルス属)

多年草

開花期:1月~3月

原産地:ヨーロッパ、コーカサス、中国西部

参考価格:1000円~2000円前後(ポットのメリクロン苗)

花言葉:労り、追憶、慰め、私を忘れないで

クリスマスローズの育て方

クリスマスローズの土

クリスマスローズを植え付けるときは、水はけがよい土を選びましょう。初心者の場合は、市販のクリスマスローズ用の土を使うと手軽で安心です。

自分で配合する場合は赤玉土や腐葉土、水はけを良くするパーライトや鹿沼土、元肥となる肥料を加えておきましょう。

クリスマスローズの植え付け

用土の準備が出来たら、クリスマスローズを植え付けましょう。

庭植えの場合
植え付けは生育期がおすすめ。クリスマスローズは開花に時間がかかるため、庭植えにするなら開花株や開花見込み株がよいでしょう。夏の暑さが苦手なので、直射日光が避けられる場所に植えます。

冬に植え付ける場合は、根を軽くほぐし浅めに植えつけます。

鉢植えの場合
鉢植えの場合もクリスマスローズの生育期10月~12月が適期です。

クリスマスローズは根を深くはる習性があるので深さがある鉢を用意します。ふたまわり以上大きいものを選んでください。

庭植えと同じように浅植えにし、日当たりの良い場所で管理しましょう。真夏の直射日光に気をつけ、半日陰で生育できる場所が適当です。

Natalia Greeske/Shutterstock.com

クリスマスローズの水やり

庭植えでクリスマスローズを育てている場合は水やりは不要です。夏に何日も雨が降らない場合など、乾燥が心配な場合は様子を見て適宜水をあげます。

鉢植えの場合、クリスマスローズの生育期は水をたくさんあげるようにします。表土が乾いた時が水やりのタイミングです。

冬の間は急激に冷える日の地面の凍結に注意しましょう。晴れた日の午前中が水やりにはよいタイミングです。

梅雨の時期や夏は根腐れに注意する時期です。生育期ではありますが、過湿に注意し天候に応じた水やりが大切です。

クリスマスローズの肥料

Iva Vagnerova/Shutterstock.com

植え付けの時に元肥を土に混ぜ込みます。

鉢植えも地植えも追肥は10月、12月、2月におこないます。開花にむけて生育が始まる時期なので、緩行性肥料を施肥しましょう。クリスマスローズの花付きを良くします。

もしくは10日に1回の頻度で液体肥料を施すのもよいでしょう。

お礼肥はクリスマスローズの花期が終わった4月に追肥をします。これ以降は生育期まで肥料の必要はありません。

肥料は花つきをよくするために、植物にとっては欠かせないものです。肥料が不足すると、葉が黄色く変色したりします。

逆に肥料のあげすぎで生育に問題が出ることもあります。肥料をむやみやたらに施肥すると株が弱る原因にもなりかねません。病気になったり、害虫もつきやすくなるので、くれぐれも注意が必要です。

病害虫対策

クリスマスローズに発生しやすい病気は、灰色カビ病、立枯れ病、べと病などです。

害虫ではヨトウムシ、アブラムシ、ハダニなどに注意しましょう。

病害虫は枯れた花を放置したり、過湿の状態にしておくことが原因で発生します。枯れた花や茎はこまめに取り除き、適切な水やりを心がけましょう。

病気の葉や害虫を発見したら、すぐに取り除き、場合によっては薬剤の散布が必要です。

その他の注意点

クリスマスローズは生育が旺盛な植物。地植えの場合は必要ありませんが、鉢植えの場合は、数年に1回は根詰まりを防ぐために植え替えをおこないましょう。

また、クリスマスローズの花は放っておくと種を作ります。種ができると株が弱る原因になるので、種ができる前に花茎・花がらを切っておきましょう。

minkim31/Shutterstock.com

有茎種のクリスマスローズは新しい茎が出ていない場合に花茎を根元から切ると枯れてしまうことがあります。新しい茎の有無を確認しておきましょう。

種が熟す前に種を採取して新たな苗を育てることも可能です。クリスマスローズを大きく育てるには何年もの時間がかかる場合もありますが、栽培に慣れてきたらチャレンジしてみるのもいいですね。

まとめにかえて

大人っぽい雰囲気のクリスマスローズはガーデナーにとっては憧れの花。シックな色合いやうつむきかげんの花は、しっとりとした美しさで人々を魅了します。

鑑賞するだけでなく、種を採取したり、株分けなどをして時間をかけてゆっくり育てていく楽しみもあるのがクリスマスローズのおもしろいところ。ぜひ挑戦してみてください。

参考資料

みんなの趣味の園芸「クリスマスローズ(https://www.shuminoengei.jp/m-pc/a-page_p_detail/target_plant_code-43)」NHK出版

この記事に関連するニュース

トピックスRSS

ランキング

記事ミッション中・・・

10秒滞在

記事にリアクションする

記事ミッション中・・・

10秒滞在

記事にリアクションする

デイリー: 参加する
ウィークリー: 参加する
マンスリー: 参加する
10秒滞在

記事にリアクションする

次の記事を探す

エラーが発生しました

ページを再読み込みして
ください