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勉強で結果を出す人が使う「意識を変える言葉」2選 やる気が出ないときはタイマーを3分セット

東洋経済オンライン / 2024年3月22日 16時0分

「とりあえず」行動することで人間は変わる(写真:Graphs/PIXTA)

「日々の言葉遣いから意識して変えていくことで、『勉強する人』になれる」CFP6科目、行政書士、公認会計士試験、システム監査技術者と、自らが数々の難関試験に短期合格してきた宇都出雅巳氏はこう語ります。その宇都出氏が「無意識のうちに変化を恐れて踏んでしまうブレーキ」を解除する方法について解説します。

※本稿は宇都出氏の新著『どんな人でも1番結果が出る勉強法 合格は「あたりまえ化」の法則』から一部抜粋・再構成したものです。

人は変化を恐れて変わらない

今まで勉強をほとんどしなかった人が、勉強しだすと、周りはびっくりします。そして何より、びっくりするのは当の本人です。

「勉強しない人」から「勉強する人」になるわけです。いくら自分が望んでいたとしても、これまでと違う人になるのですから、これは大きな変化です。

人は変化を望みながらも、変化を恐れます。このため、せっかく「勉強する人」に変わろうとしても、なんとも居心地が悪くなり、元に戻りがちになるのです。

まずは、この元に戻ろうとする力がかなり大きいことを知っておきましょう。揺り戻しが起こることを、あらかじめ覚悟しておくのです。

人は、新しいことをしようとすると常にブレーキをかけます。これは、自分を守る働きともいえるのですが、それにより変化を止めてしまいます。

また、人は失敗を重ねると、「どうせダメだ」とあきらめてしまうようになります。ブレーキをすぐ踏むことを覚えてしまうのです。これは「学習性無力感」といわれますが、今まで勉強や試験で失敗してきた人ほど、ブレーキを踏んでいる可能性が高いのです。

「ノミの法則」というものを聞いたことはありませんか。高くジャンプすることができるノミ。しかし、コップに入れられふたをされて、何度も頭をふたに打ちつけていると、ふたがなくなってもコップの高さまでしか飛べなくなってしまうのです。

あなたも本当は高くジャンプできるのに、自分でわざわざ「ここまで」というリミットを設定しているだけかもしれません。

あなたが結果を出すためには、がんばる必要はありません。ただ、さんざん踏んできたブレーキ、いわば、リミッターを外せばいいのです。そのリミッターを外すカギは、何よりあなたが日々使っている言葉にあります。

ここからは、具体的にどんな言葉を使って、自分を変えていけばいいのかをお教えします。

①「全然わからない」を「ほんの少しでも」に変える

あなたが毎日いちばん聞いている声はあなた自身の声です。心のなかであなたが話している声はあなたの「思考」です。

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