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「時間の使い方が下手な人」はコツがわかってない 勉強時間をつくれない人に、独学プロが教える

東洋経済オンライン / 2024年3月25日 18時0分

私がたくさんの仕事を並行して行っていることに驚く人がいるかもしれません。

当然ですが、人間に与えられた時間は平等です。私の1日も24時間しかありません。だいたい私は24時半から1時の間に眠り、7時に起きています。夜は6時間半ほど眠り、眠くなったら昼寝をするので、平均すると1日の睡眠時間は7時間ほどになります。

そのほか、風呂、食事、子どもの世話に3時間30分、通勤時の運転に30分かかるので、仕事や趣味に使えない時間の合計は11時間ほどです。それを除くと、1日の可処分時間は13時間ほどになる計算です。

私の趣味は格闘技ですが、先ほども書いたように最近はほとんど通えていません。他に楽しみに使う時間は、ユーチューブを見たり、ゲームをしたりする程度です。平均すると、趣味に使っている時間は1時間ほどになるので、残った12時間を自由に使えることになります。これだけあれば、先述した仕事をすべて行っても、時間は余ります。アイデアを生み出すために余白の時間を残したいので、ボーッとして何もしない時間も多いです。

時間を有効に使うコツ

このように、時間を有効に使おうと思えば、24時間でたくさんのことができます。そのためには、いくつかコツがあります。

まず1つ目のコツとして覚えておくべきことは、時間はつくろうとしなければつくれない、ということです。仕事を終えて帰宅したあと、マンガを読んだり、動画を見たりなど、思い思いの時間を過ごしていると、あっという間に時間が過ぎてしまいます。

そうならないように、自分の可処分時間を把握し、重要な順に必要なタスクを組みこんでいくことで、やるべきことを行う時間を確保できます。

2つ目は、ムダな時間は意識的に削る必要があるということです。やることがないのに、だらだらと残ったり、人数合わせで会議に出たりしている場合は、注意しましょう。

人生は有限です。そして、自由に使える時間は思ったより短いものです。

仮に、健康に生活できる年齢を80歳までとすると、生まれたときから残された時間は2万9200日、たった70万800時間しかありません。
3分の1は眠っていることが普通でしょうから、そうすると、自由に使える時間はおよそ50万時間しかありません。思ったより少ないと感じる人がほとんどではないでしょうか。

私もサラリーマン時代に、上司が帰らないからなんとなく自分も残っていることがありました。勉強を始めて定時に帰ることを徹底してからは、かなり少なくなったものの、振り返るとそれらはどうしようもなくムダな時間でした。正確にカウントすることは難しいですが、1日10分だとしてもひと月に3時間、8年にわたって無意味な時間を過ごしたと仮定すると、トータルでは288時間になります。

ムダな時間を削って、自分のために使う

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