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2050年のシン・日本経済システムをデザインする 失われた40年回避のための「3つの政策」とは?

東洋経済オンライン / 2025年1月11日 8時30分

「なあんだ」と思ったが、あの矢作調教師とまったく同じ意見で、その意見について、JRAが真摯に記者会見で説明するほど、議論が土俵に乗っており、なおかつかなり重要で的確なものであるということは、「経済政策の提言では世間にメインストリームを大きく外れていると思われているが、オレも競馬の世界では王道の提言をしているんだ」と、複雑な喜びを嚙み締めた。

JRAとNAR「北海道共同運営」で「世界一の日本競馬」へ

1月ということで、再度、JRAに提言したい。難しいと思うが、日本競馬のブームはまもなく終わる。

そのときまでに、長期的な視点で大きな改革を実現してほしい。最大の論点は、JRAとNAR(地方競馬全国協会)の共同運営である。世界一の競馬施行団体として、世界中のホースマンがJRAとNARのレース、いやそんなまどろっこしい言葉を使わず済むように、「世界のホースマンの最大の目標は、日本のG1を勝つことだ」、と言われるようになることを目標としてほしい。

競走馬の質、JRA、NARの経営のパフォーマンスや質からいけば、それはなんら遠い目標でない。堂々と世界一を実現してほしい。

(当記事は「会社四季報オンライン」にも掲載しています)

小幡 績:慶応義塾大学大学院教授

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