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台湾カフェ・春水堂「1000円朝食」の罪深い魅力 高いと思いきや、41%割引・700円の値引き!

東洋経済オンライン / 2025年1月11日 8時20分

ドリンクは23種類から選べます。香醇紅茶、鉄観音、ジャスミンティーなどの台湾茶だけでなく、抹茶やほうじ茶をベースにしたものもありました。

さらに、朝の時間帯はドリンクの単品注文もお得です。グランドメニューの単品価格は税込み600〜650円となっていますが、モーニングの時間帯は税込み350〜500円になります。

「朝食が1000円もするのは、高すぎる」と思われるかもしれませんが、実はめちゃくちゃお得。最も高い高い組み合わせで単品注文すると税込み1700円(台湾風ちまき550円、魯肉飯500円、ドリンク650円)なので、41%割引700円値引き!

よそではなかなか食べられない、本場台湾の点心とお茶が破格で味わえるという点も含めて、激アツなモーニングなんです。

注文は席に座ってQRコードをスマホで読み取ってオーダー。商品はスタッフがテーブルまで持ってきてくれるので、オーダーカウンターに並ぶ必要がありません。

春水堂の台湾モーニング、台湾朝食セット1000円

「春水堂」の台湾朝食セット、まずは魯肉飯(ルーローハン)と鹹豆漿(シェントウジャン)に、愛玉ジャスミンミルクティーを選びました。

魯肉飯は、台湾の屋台で人気の丼料理です。「春水堂」の魯肉飯は、白米の上に甘辛く煮込んだ豚の角煮、煮卵、高菜が載っています。ご飯の量は200g(お茶碗1杯強)以上はありそうです。

労働強度の高い人や育ち盛りのティーンエイジャーには物足りないかもしれませんが、ターゲット層である成人女性にとっては十分のボリューム。

日本でもお馴染みの醤油と砂糖の甘辛い味ではあるものの、しっかり甘くて醤油が濃い。例えると、牛丼の味付けよりも倍ぐらい濃い(ただし塩気は強くない)。

パクリと食べると、八角のオリエンタルな香りが鼻腔をくすぐります。煮玉子も高菜もなんとなくアジアの味つけで、食べなれた味とはちょっと違う異国情緒を感じます。

日本の丼は、白米を具材が埋め尽くしているのがデフォルトなので、食べる前は具材が少なく感じたのですが、肉の味付けが濃厚なのでこれがジャストバランス。

甘辛い角煮を、高菜漬けの酸味でさっぱりさせて、煮玉子がまろやかにまとめてくれます。

具材それぞれの割合も絶妙で、何かが余るということはなく、最後の一口までおいしく食べられました。

台湾のスープシェントウジャンは、酸っぱいスープとおぼろ豆腐のナイスコンビ

食べて驚いたのが、台湾では定番の朝食メニュー鹹豆漿(シェントウジャン)です。

鹹豆漿(シェントウジャン)はどんな食べ物?

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