台湾カフェ・春水堂「1000円朝食」の罪深い魅力 高いと思いきや、41%割引・700円の値引き!
東洋経済オンライン / 2025年1月11日 8時20分
今回筆者が利用したのは、銀座にある店舗です。地下街にある30席ほどの店内は、利用客は少なく、訪れた朝10時30分の時点で筆者を含め3組5人だけでした。
ブーム時に、現在は閉館したお台場ヴィーナスフォートで行列に並び、1時間近くかかってタピオカミルクティーを飲んだ記憶と比較すると、少し寂しいなと感じていたのですが、年末ということで出足が遅かっただけのようで、退店まぎわの11時半頃に、どどどっと席が埋まりほぼ満席に。
タピオカブームが去って5年ほど経ちますが、ピーク時のような大行列はなくとも、「春水堂」はいまだに人気を維持していました。
利用客は女性がメインで、友人同士での利用がほとんどです。銀座という立地もあってか年齢層は高め。若い女性が多いかな? と、予想していたのですが、ほぼ40代以上のミドルシニアでした。高校生ぐらいの娘さんと親子で利用している方もいます。
「春水堂」は、カフェチェーンやファミリーレストランよりは、ちょっとお高めではあるものの、普通のお店ではなかなか食べられないメニューを2000円ほどの予算で食べられる。
それがモーニングやランチならさらにお得というのが魅力なようです。
新年会など特別な会にも最適
隣の席では4人組の中年女性が、久々の再会を喜び合っています。どうも、忘年会・新年会を兼ねたランチ会という雰囲気です。
普段は食べない台湾料理を食べてから、たっぷり入った甘いミルクティーを飲みつつおしゃべりを楽しんでいるのを見て、微笑ましい気持ちになります。
夜に地元の安い居酒屋チェーンでするよりも、午前中から銀座のおしゃれな台湾カフェでするほうが経済的なんだなぁと、感心しきりの朝です。解散後に買い出しもできますしネ。
編集部注:本記事に登場するメニューの価格は、すべて取材時点のものです。昨今の円安、原材料高騰などの影響を受けて価格が改定されている可能性があります。また、店舗によってモーニングの値段・内容は異なる場合があります。
大木奈 ハル子:ブロガー・ライター
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