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海自の艦艇に「異形すぎる機体」搭載へ 垂直離着陸も可能!? 新たな“空の眼”に

乗りものニュース / 2025年1月11日 6時12分

海上自衛隊の試験艦「あすか」(画像:写真AC)。

かなり変わった外観。

新艦種「哨戒艦」に異形の無人機を搭載へ

 防衛省は2024年12月、新たな重要装備品等の選定結果を公表。艦載型の小型UAV(無人航空機)を導入する方針を明らかにし、イメージ図も公開しました。

 この小型UAVは、海上自衛隊が導入を予定している哨戒艦などに搭載され、水上艦艇周辺海域の警戒監視・情報収集を行うことが想定されています。

 機体はアメリカのシールドAI社製の「V-BAT」と呼ばれるもので、かなり変わった外観が特徴です。垂直離着陸(VTOL)が可能なほか、数人で持ち運ぶことができ、10時間飛行できるといいます。

 機体の大きさは全長9フィート(2.7m)、翼幅9.7フィート(3m)、燃料と積載量を合わせた総重量は125ポンド(56.7kg)です。

 防衛省は2024年12月に公表した来年度の予算案で、取得費用として40億円(6機)を計上。ライフサイクルコストは約388億円と試算しています。

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