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夏(6〜8月)の天候振り返り 気温も雨も「超メリハリ型」

ウェザーニュース / 2019年8月31日 14時30分

ウェザーニュース

気象庁は統計上、6月から8月を「夏」と定義しています。今日はその最終日となります。

この3ヶ月の観測記録からみた今年の夏は、東日本や北日本では平年よりもやや暑く、全国的に雨が多いという特徴がみられました。気温の低い時期と高い時期、雨の多い時期と少ない時期が極端に分かれた、「超メリハリ型の夏」だったと言えそうです。

気温 時期により低温と高温が極端

夏の平均気温は、西日本でほぼ平年並み、東日本や北日本で平年より高い所が多いものの、記録的猛暑に見舞われた去年ほどの記録にはなっていません。

ただ旬別の気温をみると、オホーツク海高気圧が出現した7月上旬から中旬にかけては西日本や東日本で平年より大幅に低く、7月下旬以降は一気に平年よりも高くなりました。

特に東日本は、7月中旬が平年より1.4℃低かったのに対し、8月上旬は平年より2.6℃高いという極端な変動でした。

降水量 平年より多め

夏の降水量は、梅雨前線の活動が活発で梅雨の期間が長かったことや、台風の上陸、早期の秋雨前線の南下などの影響で、全国的に平年より多くなりました。

8月末に豪雨に見舞われた佐賀や、梅雨時期に大雨が相次いだ鹿児島や宮崎などで、降水量が平年の1.5倍に達し、台風10号の影響で雨量がかさんだ和歌山では、平年の2倍を超えています。


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