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週刊地震情報 2019.11.10 8日(金)に関東で地震 震度4以上は約1か月ぶり

ウェザーニュース / 2019年11月10日 14時30分

ウェザーニュース

この1週間で、国内で観測された地震回数は前週とほぼ同じ水準です。震度3以上の地震は2回発生しています。(11月4~9日の集計)

国内:8日(金)に茨城県で最大震度4の地震

国内で震度1以上が観測された地震の回数

8日(金)18時18分頃、茨城県沖を震源とするマグニチュード4.4の地震が発生しました。この地震により茨城県日立市で最大震度4、茨城県や福島県、栃木県の一部で震度3を観測しています。

震度4以上を観測したのは、10月12日に千葉県南東沖を震源とするマグニチュード5.4の地震以来、約1か月ぶりです。

茨城県沖はマグニチュード4から5クラスの地震が頻発している領域で、今年だけでも7回目となります。太平洋プレートと北米プレートの境界付近で地震が発生しており、2011年の東日本大震災直後にはマグニチュード7.6の地震がありました。また、それ以前にも2008年にマグニチュード7.0、2005年にマグニチュード6.3が発生するなど、強い揺れに対する警戒が必須のエリアです。

世界:4回のM6超はすべて南半球で発生

世界のM4.5以上の地震(USGSホームページ引用/ウェザーニュース加工)

アメリカ地質調査所の解析によるマグニチュード6以上の地震は4回発生しています。4回の地震のすべてが南半球で2回が南太平洋です。最も強い地震は5日(火)にトンガ近海で発生したM6.6。震源が10kmと浅かったため津波が心配されましたが、横ずれ型だったため、発生はありませんでした。

また、イラン北西部では8日(金)にマグニチュード5.9の地震が発生し、震源付近では震度5弱~5強に相当する強い揺れがあったと見られます。建物の倒壊などで、多くの死傷者が出ています。イラン付近はアラビアプレートとユーラシアプレートの境界にあたり、過去にも大きな地震が発生し、度々被害をもたらしています。

参考資料など

※日本国内の震源・震度の情報は特に記載が無ければ気象庁より。海外の震源情報は特に記載が無ければアメリカ地質調査所(USGS)より。発表機関により震源情報に差が生じることがあります。

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