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日本海側で次第に雪が強まる 週末だけで再び1m超の大雪のおそれ

ウェザーニュース / 2020年12月18日 16時0分

ウェザーニュース

今日18日(金)は日本海側の雪が小康状態となり、最大で208cmに達した群馬県みなかみ町・藤原の積雪は15時の段階で172cmまで減少。新潟県湯沢町も150cmと、ピーク時からは30cm以上減っています。

ただ、日本海に発生した低気圧が近づく夕方以降は日本海側の広い範囲で雨や雪が降り、内陸部や山沿いを中心に強まる見込みです。今夜は局地的に1時間で10cm近いドカ雪となるおそれがあります。

沿岸部でも一時的に強まる雨や落雷、アラレなどに注意が必要です。

週末だけで新たに1m超の雪のおそれ

週末の積雪予想

明日19日(土)は低気圧が日本の東の海上で発達し、冬型の気圧配置が強まります。平地で雪になる目安の上空1500mで-6℃以下の寒気が再び日本列島の広い範囲を覆い、北陸から北日本の日本海側は平野部でも雪が降る見込みです。

今週前半の寒波で大雪となった北陸や関東北部、東北の山沿いなどで、今回も雪が降りやすくなります。20日(日)夜までの48時間に予想される積雪は、北陸から東北の山沿いで60cmを超え、局地的には1m前後に達します。

昨日までの大雪に加えて、さらにこれだけの雪が降ることになりますので、積雪の大幅な増加による交通障害、停電などのおそれがあります。沿岸部では風が強く、吹雪となって見通しの悪くなる所があり、警戒が必要です。

山沿いでは雪崩の危険性高まる

表層雪崩とは?

山沿いの積雪の多い地域では雪崩の危険性も増す見込みです。週前半に積もった雪は、気温の上昇や重みにより雪が締まっていると考えられます。その上に新たな雪が大量に積もると、質の違う古い雪と新しい雪の境界を滑り面として、いわゆる「表層雪崩」が発生します。

真冬の厳冬期に多い雪崩ですが、今週の寒波による雪は真冬並みの大雪ですので、同様の雪崩が起きてもおかしくありません。山間部の道路は通行そのものが難しくなっている上、雪崩のリスクもありますので、できるだけ避けるようにしてください。

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