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日本海側の広範囲で大雪警戒 明日にかけて1m超の積雪増加も

ウェザーニュース / 2021年2月17日 6時13分

ウェザーニュース

今日17日(水)は冬型の気圧配置が強まっています。非常に強い寒気が北日本だけでなく、東日本や西日本にも流れ込んで雪のエリアが拡大、明日にかけて大雪に警戒が必要です。

北陸山沿いは1m超の大雪のおそれ

19日(金)朝までの積雪の予想

昨夜から北陸から北日本は雪が強まり、5時までの12時間で新たに積もった雪は、新潟県魚沼市・守門で42cm、北海道倶知安町で40cm、福島県只見町で38cmに達しました。冬型が強まるとともに急速に積雪が増えています。

この後は日本海で違う方向の風がぶつかって形成されるJPCZ(日本海寒帯気団収束帯)の影響を受ける北陸から東北南部を中心に特に雪が強まる見込みです。

48時間で積もる雪の量は、内陸部や山沿いの広い範囲で50cmを超え、多い所では1m以上の新たな雪が積雪が予想されます。短期間積雪が増加することによる路面状況の急速な悪化や山間部での雪崩、市街地での落雪などの危険性が高まるため警戒が必要です。

西日本市街地でも積雪に

上空1500m付近で-12℃以下という今シーズンでもトップレベルの強い寒気が西日本にも流れ込み、雪の所が多くなります。すでに雪が降っている山陰では市街地で10cm以上、内陸部では30cm以上の積雪が見込まれます。

九州や四国でも次第に雪の範囲が広がって、山沿いを中心に10cm以上の雪が積もる見込みです。市街地でもうっすらと積もる可能性がありますので、車で移動をする場合は滑り止めや冬用タイヤなどが必要になります。

北海道道北は再び猛吹雪か

17日(水)夜の予想天気図

昨日に比べると幾分、風が落ち着いている北海道は、低気圧の接近、通過に伴って再び猛吹雪となるおそれがあります。

特に道北では雪、風がともに強まり、瞬間的には20m/sを超えるような強い風が吹く予想です。夜にかけてホワイトアウトとなるかもしれません。買い出しなど外に出る必要がある場合は、吹雪が落ち着いているタイミングで速やかに済ませるようにしてください。

全国的に厳しい寒さ

17日(水)の天気と気温

強い寒気に覆われるため、全国的に真冬の厳しい寒さとなります。晴れる関東でも最高気温は昨日よりも5℃前後低く、夕方から夜にかけては急速に冷え込む見込みです。

西日本は日差しが出る太平洋側を含め気温が上がらず、最高気温は軒並み一桁の予想となっています。風が強く吹くため、体感温度はさらに低くなりますので、真冬用の防寒具や冬小物など、最大限の防寒が必要です。

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