週間天気 春分の日は局地的に雷雨注意 週末は再び気温上昇

ウェザーニュース

■この先1週間のポイント■

・春分の日は局地的に雷雨注意
・週末は天気が崩れる可能性
・週末は再び春を感じる暖かさに　桜の生長に期待

この先一週間は、曇りや雨の日が多い予想です。週末にかけて暖かく湿った空気が流れ込みやすくなるため、再び気温は上昇するとみています。

春分の日は局地的に雷雨注意

週間天気図　20日(水)〜25日(月)

明日19日(火)は日本海から接近する低気圧や、高気圧の西側を廻る暖かく湿った空気の影響で、東北日本海側や北陸、西日本の太平洋側を中心に雨や雪が降るところがある予想です。

20日(水)春分の日から21日(木)にかけては冬型の気圧配置となり、上空の強い寒気が通過するため、大気の状態が非常に不安定になります。特に20日(水)は積乱雲が発達して、局地的に強い雨や雪が降る見通しです。雨や雪に加えて雷や雹(ひょう)、突風などを伴う危険性があるため注意が必要です。

週末は天気が崩れる可能性

その後、いったんは移動性高気圧に覆われて天候は落ち着きます。ただ、23日(土)には次の気圧の谷が西から近づき、天気は下り坂に向かう予想です。

24日(日)以降は、西日本から東日本付近に前線が停滞する見込みです。

このため、週末から週明けにかけて湿った空気が流れ込みやすい状況となります。局地的に強い雨や雷、積雪地域では融雪や雪崩に警戒が必要です。

週末は再び春を感じる暖かさに　桜の生長に期待

週中頃にかけてこの時期としては気温が低めの日が続くとみています。

昨年は3月14日に東京でソメイヨシノが開花しました。今年は寒暖差が大きいため、つぼみの成長は鈍く、開花まではまだ時間が掛かりそうです。

ただ、週末からは春を感じる暖かさになるため、つぼみの生長は再び進みそうです。

能登半島地震 被災地の天気

能登半島地震の被災地では地震の揺れで地盤が緩んでいるため、雨や雪が降ると平常時より少ない降水量で土砂災害が発生するおそれがありますので注意してください。